今日もほぼ一日、事務所番。
新たに選挙を手伝おうとおっしゃっていただき、お越し下さる方もあり、人手の足りない時には神様が助けてくれるものだと改めて思う。
初めて選挙運動を手伝うという方でも、「今回は自民党に勝ってもらって、ねじれを作ってもらわんと、日本は社会主義の国になってしまうで」という危機感を抱いていただいており、これからの戦いが非常に重要になってくる。
消費税増税に関して、自民党と僕の主張である“減税”の整合性を問うコメントをいただいている。
自民党というのは、決定がなされる前の議論で、どんな制限もされることはない。党内には様々な考えの党員がいるのは当たり前だ。
先の府議選の際に、自民党の広告を出すため、党府連に内容について、党本部の方針と違うことを書いても良いのかと確認した。そしたら、「どんなことを書かれても結構です」と言われた。「“憲法9条守れ”と共産党の主張のような内容でも良いのですか?」「そう考えられるのなら、それでも結構です」ということだった。
さすが“自由”民主党だと思った覚えがある。様々な意見を戦わせた上で、最終結論を出すのが自民党のやり方だと思っている。
国のリストラはまだまだできる。これは自分で指定管理者などの事業を通して、コスト削減と収入増を実現して実感している結論だ。
増税で景気回復というのは全く間違いで、民間と公共の能力を見誤っている。景気回復は減税から始まる。
しかし、菅首相のように、財政再建のために消費税増税すると言いながら、法人税減税をすぐさまセットにするのは筋が通らないと思っている。これは官僚の中の官僚である財務官僚の言いなりになっている証拠だ。
民主党のマニフェストにある国家公務員の人件費2割カットに、真っ先に取り組んだ上であるなら、消費税増税も法人税減税も、それなりには筋が通ってくる。
筋が通ると言っても、僕自身はもっともっとアイデアを出し合うことができると思っている。
政策にはTPOがある。「六日の菖蒲、十日の菊」ではいけない。