サッカーはパラグアイに負けてしまった。勝てそうでもあったが、やはり、日本は決定力不足だった。
でも、本田を中心とする若い世代は、世界レベルを知りつつ、本当に優勝を目指してよく頑張ったと思う。
Jリーグができて、まだ15年ほどで、そんなにすぐに世界に追いつけるほど甘くはないだろうが、いずれはベスト8にも、それ以上にもなってくれる日が来るだろう。
サッカーの話題が終わって、ようやく選挙が中心になる。民主党がなぜか内紛を始めた。
野党の一議員の“つぶやき”は無視されても、与党の幹事長の“つぶやき”は無視されない。その重みが枝野氏には分かっていないのだろう。
「官公労は共産党支持がほとんどで、民主党が官公労に遠慮して、公務員制度改革を進めないのではない」と言い訳していたが、共産党系を民主党系に変えるために、公務員に労働三権を認めようとしているのではないか。
僕自身は労働三権を認めることは反対ではないが、それは理由が違う。「公務員の待遇を民間並みに」というのなら、それが自然だと思うからだ。
現状では、官公労は団結権と団体交渉権の一部しか認められておらず、労働協約を結べない。
妥結の必要がないので、労使協調・現実路線の民主系労組よりも非現実的な共産系労組が力を持っている。
相撲の賭博が、政治や選挙のニュースの邪魔になっているのが残念だ。