四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

メディア公開討論会

2011年03月17日 | 選挙

 今日の午後、あやべ市民新聞社とFMいかる主催による《府議選予定候補者 メディア公開討論会 綾部の明日を語る!》に出席させていただきました。

 すでに立候補表明をされている現職府議(民主党推薦)と社民党公認の新人の方との3名での討論となりました。

 内容については、3月21日(月・祝)から、あやべ市民新聞紙上やFMいかる放送(3月21日14時~ 再放送あり)インターネット放送などでも配信される予定です。

 当初は70分と聞いていましたが、50分ほどで終わってしまったので、農業と観光を組み合わせた新しい農業振興策のことや北部産業技術支援センターの活用、鳥獣害対策などについては触れられませんでしたが、こういう討論会は選挙前だけでなく、日ごろからやると面白いのではないかと感じました。

 初めての体験で、思うように話せなかったところもありますが、こういうことも一つ一つ勉強だと思いました。

 私が訴えさせていただいたのは…

「綾部市の将来像について」
◎人口減少に歯止めをかけて、反転上昇を目指さなければならない。
◎綾部市は人と自然が豊かで、魅力と可能性のある町
◎北近畿で唯一の《高速道路の交差点》、鉄道の分岐点である《京都北部の玄関口》
◎フロンティアの福祉移送サービスが“日本一”になったボランティア精神豊かな市民性
◎グンゼの創業もそういった市民パワーの結晶だった。
◎私たち若い世代が積極的にまちづくりに参加し、綾部の魅力と可能性をさらに高めたい。

「雇用対策」
◎市民新聞の紙上討論会で、国産部品工業の落合社長が「京都とつながる高速道路があるということで立地を決めた」とおっしゃっていた。
◎やはり、一刻も早い高速道路の全面開通が綾部の魅力を高めることになり、雇用増にもつながっていく。
◎京都府には予定通りの開通を強く要望していきたい。

「綾部市の防災対策」
◎消防団員として12年間活動している。
◎23号台風のときは避難所となった綾部小学校で受け入れを担当した。その際に《情報》の重要性を認識した。
◎綾部には幸いにもFMいかるという独自の情報発信源がある。この機能をしっかりと高めることは重要。
◎避難所となる学校や公共施設の耐震化も重要。
◎谷垣秘書になった当時、谷垣代議士は党政調会長だった。当初、木造校舎は国の耐震補助がなかったが、綾部からの働きかけで、自民党が政府に要望し、木造校舎にも耐震補助を出してもらえるようになった。
◎木造校舎の耐震化も進める必要がある。

「トステム撤退後について」
◎現在も工場跡の持ち主はトステム。しかし、府民の税金を投入した工業団地でもあり、放置してはおけない。
◎国・府・市が一体となって、トステムに事業の復活もしくは他社への早期譲渡を求めていきたい。
◎現在は、国・府・市の連携がうまくいっていない。ぜひ、府市協調してこれに取り組みたい。

「綾部高校の進学率向上について」
◎検討委員会の皆さんと懇談させていただき、いろいろなご意見を伺った。
◎中高一貫校の話も出ていたので、市民の皆様の議論の中でそれを進めたいということになれば、私も共に協力したい。
◎一方で、現在の綾部高校の進学指導に対して、フロンティアが運営している《あやべ若者サポートステーション》でも、進学指導できる人材がいる。こういう外部の人材も受け入れて、さらにきめ細かい進学指導を行うことも必要なのではないか。この件でも、校長先生にお話しに行きたいと思っている。

「住環境について」
◎市街化調整区域内での建築基準緩和など、都市計画の問題は実情に合わせた対応を京都府にお願いしたい。
◎府営住宅の入居希望者の抽選は、井倉新町団地が10倍、西町団地が6倍と大変高い。
◎しかし、府は綾部市内に新しい府営住宅を建設するつもりがない。南部にはまだまだ府営住宅を建設するという。
◎南北の人口格差を縮めるためには、北部の政治家がもっとしっかり京都府に訴えなければならないと思う。地方の叫びをしっかりと府に伝えられる政治家になりたい。


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