26日㈪、朝から京都に。11時45分から環境・建設交通常任委員会の正副委員長会に出席。
12時半からの団会議の後、13時半から、環境・建設交通常任委員会を開催した。今日はテーマに基づいて参考人を招いての委員会を開催した。
今回のテーマは「北近畿におけるLNG基地や広域ガスパイプラインの整備等について」として、「我が国のLNG基地や広域ガスパイプラインは、太平洋側に偏在しており、今後発生の確率が高いといわれている南海トラフ巨大地震等を見据えたエネルギー対策が必要である。そのため、国土強靱化の観点から、エネルギーセキュリティーの強化に向け、北近畿におけるLNG基地や広域ガスパイプラインの整備に関する取組が必要であり、その課題や取組状況について聴取し、議論を行う」という内容で、㈱国土ガスハイウェイの松崎浩憲取締役を招いて行った。
綾部から4名、他にも1名の傍聴者があり、通常、傍聴ゼロのことが多いのに5名の定員一杯となったのは珍しいことだった。
15時半からは、政策調整会議に出席。府議会基本条例の評価・検証について、5名それぞれの委員が意見を述べ合い、後日、調整を行うこととなった。
27日㈫も京都へ。午後、政策調整会議の現地調査のため、茶道裏千家総本部を訪問し、「宇治茶条例」についてのご意見を聴かせていただいた。
対応いただいた運営企画部長の古谷善博さんは、私が府議に就任した当時は京都府中丹広域振興局の副局長をしておられたこともあり、以前からお世話になっていて、退職後にこの仕事に就いておられる。
夕方は宇治市の料亭「竹林」に伺い、日本料理アカデミーの役員の皆さんから同様に「宇治茶条例」に関するお話を聞かせていただいた。
日本料理アカデミーからは、伏見区の魚三楼の荒木稔雄さん、宇治の辰巳屋の左聡一郎さん、同じく宇治で会場も提供していただいた竹林の下口英樹さんに対応していただいた。
これで「宇治茶条例」に関する現地調査は終了し、これからは条例案の検討に入っていくことになる。2月議会での条例化を目指して検討を進めていく。
当初は宇治の茶業者や茶商からのお話を聴いて現地調査とするということだったが、それだけでは…と意見も言わせていただいて、北・中部の茶業者、和食・洋食の料理人、急須・茶碗の窯元、茶道裏千家の事務局と様々な方のお話を聴くことで、何のための条例で何を目指すのかが明確になった気がする。京都府の産業振興のために良い条例にしたいと思っている。