30日㈯、自民党綾部支部主催の第6回「政治経済懇談会」を綾部市林業センターで開催し、講師には石破茂衆議院議員をお招きした。石破先生にはちょうど8年前にも綾部にお越しいただいた。当時、私は府議になったばかりであり、自民党は野党の時代であった。
今回も会場いっぱいとなる約130名の皆さんにご参加いただいた。種清喜之幹事長の司会で始まり、私は支部長として開会挨拶をさせていただいた。
石破先生の昨年の総裁選出馬は、自民党を強化するための「筋交い」の役割を果たされたと思っている。安倍総理は党員投票がなければ、地方での批判票が表に出なくなるだろうと踏んで、無投票を狙ったが、それでは自民党は強くならない。自民党は共産党のような「独裁政党」ではない、いろんなベクトルがあればこそ、調和のとれた強さが発揮できる党だ。強いものにへつらい、媚びる人間ばかりでは自民党に未来はない。
来賓として、本田太郎衆議院議員、山崎善也綾部市長に挨拶していただいた。
石破先生の講演は約1時間。参議院議員であった父親の急逝により、葬儀委員長だった田中角栄元総理に半ば強引に出馬を勧められたことから始まり、谷垣、野中両先生が激突した昭和58年の補選の際には田中角栄元総理の秘書として北部に入って活動したこと、昨年の総裁選出馬のこと、日本は国家として何をなすべきか、何を守るべきかということなど、大変熱のこもった講演をしていただき、参加した皆さんには大変満足感の高い内容だったようだ。
BS-TBSのカメラが密着し、最初から最後まで撮影をしており、12月9日㈪夜7時半からの「報道1930」という番組で放送されるかもしれないそうだ。
講演の後は綾部市議会議長の高橋輝副支部長の音頭で乾杯、そして懇親会では石破先生に皆さん声をかけられて一緒に写真を!という要望にも応えていただいた。
今回はふしみやのケータリングをお世話になったが、スタッフの方も慣れておられて、料理の評判も良かった。
中締めの挨拶は相根一雄副支部長が行い、石破先生は夕方からの福知山会場での講演に向かって出発していただいた。福知山でも200名を超える方々が参加されるそうだ。