四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

吉美地区での「御用聞き」

2019年11月07日 | 議員活動

 7日㈭久しぶりに平日に一日事務所にいたので、来客対応やげんたろう新聞の原稿書き等を行う。

 夜は吉美地区での「御用聞きの会」を開催した。吉美地区では連長さんのお声がけにより、自治会長さん方を中心にご参加いただき、まとまった要望資料もいただいた。

 吉美地区でも他の地区と同様に、川の浚渫、道路法面からの草木の伐採、交通安全対策という要望が数多く出された。

 聖塚、菖蒲塚古墳を私市円山古墳のような公園として整備して欲しいというご意見もあった。

 聖塚、菖蒲塚古墳は全国最大規模の方墳であり、明治24年に鏡片1面、かぶと残片、短甲残片、鉄鉾1口、鉄刀と剣数十片、鉄鏃、匂玉1個、ガラス玉30余個など大量の遺物が出土しており、5世紀前半ごろに築造されたと考えられている。

 平成4年には国史跡に指定されている貴重な「歴史遺産」であり、もっと注目すべきものだと個人的にも考えている。

 また、吉美地区は高速道路の綾部ICがあり、綾部工業団地等のある交通の要衝であるため、IC付近の農地は、ほ場整備をしておいて将来も農地として保全するのか、商業地・住宅地としての活性化を図っていくのか、それが地元でも議論になっているそうだ。

 地元での合意ができれば、どちらの方向にでも協力はさせていただくが、綾部市の考えとしては道路から25m区間については、できれば商業地・住宅地として開発も可能なように線引きを廃止したのではないかと思うので、地権者や地元合意が図れるならば、そういう活性化策につながっていくと嬉しいというお話をさせていただいた。

 道路や河川の維持管理についての多くの要望に関して、府の場合は、道路や河川の維持管理予算が府民協働型インフラ保全事業(以前は府民公募型整備事業)に移ってしまっており、土木事務所独自の維持管理予算が潤沢ではないのでまずは「府民協働型」に申請していただく方が良い。

 これは毎年ではないが、4月頃に新しい自治会長さんにその説明をした手紙を書き、府民協働型事業の案内チラシを同封して送らせていただいているのだが、自治会長さんになかなかご覧いただけていないのだということも分かったので、さらに繰り返し、周知する努力をしなくてはならないと認識した。

 「府民協働型」に申請していただいた案件については「実施する」「実施しない」が私のところに全て報告が来て内容を把握できるので、さらなる説明をして対応を求めることもやっているという話もさせていただいた。

 あとは最後の奥上林での「御用聞きの会」11月15日㈮19時~:林業者等健康管理センター(故屋岡町)で行い、その後、要望を取りまとめて、府・市・警察署等に伺って話をしていきたいと考えている。


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