四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

総裁選2020の結果

2020年09月14日 | 政治活動

 自民党総裁選が終わり、新たに菅義偉総裁が誕生した。明後日には首班指名され、安倍総理の後継として、新たな総理大臣が誕生する見込みだ。

 総務大臣、官房長官などの要職を務めてこられた経験を活かされ、日本を前に進めるべく、力を発揮していただきたいと願っている。

 

 自民党京都府連党員投票の結果発表された。

 菅義偉4922票(51.3%)、石破茂3724票(38.8%)、岸田文雄948票(9.9%)という結果だった。京都府連では5:4:1で、投票率は56.27%だった。

 全体では菅新総裁の圧勝で、2位岸田政調会長、3位石破元幹事長という順番だったが、京都府内の党員票では、そうとばかりも思えない結果が出ている。

 2年前の安倍晋三総裁と石破茂元幹事長の一騎打ちの総裁選の際には、投票率63.03%有効投票数が8880票のうち、安倍晋三5073票(57.12%)、石破茂3807票(42.87%)という結果であった。

 石破元幹事長も2年前よりは票数や得票率を落としているが、石破支持の国会議員が誰もいない京都府で、また事前に完全に勝敗が決した中で、この結果が出たというのは、底堅い支持があるということだろう。

 山陰地方には石破元幹事長以外に、当選回数の多い有力議員が少ないため、京都北部では山陰近畿自動車道の延伸はじめとする大型国家プロジェクトの推進によって、人口減少に歯止めをかけたいと願う支持もあるのだと思う。

 府連全体でこれだけの票が出るのは、石破元幹事長への積極的支持に加え、現状への不満もあるのかもしれない。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月議会の開会

2020年09月14日 | 京都府議会

 14日㈪京都府議会9月定例会が開会した。会期中には1ヶ月弱、決算特別委員会が入るので、会期末は11月2日までとなる。

 9月議会には、809億円超の補正予算提案されている。

 まず、医療検査体制の充実強化として、コロナ感染の「唾液検査」ができる診療所280ヵ所から400ヵ所(9月末までに)「PCR検査」800件から1500件(年内に)「入院病床」515床から750床(年内に)という検査、入院の体制整備を行う。

 雇用経済対策では「ものづくり企業の販路開拓支援」3億1千万円(新製品開発の研究・試作、生産設備投資等に中小企業は1000万円上限の50%補助 ※ただし生産設備は15%補助)「商店街店舗の設備投資への支援」6月議会で計上した3億円に加え、6億円を追加補正する。

 「商店街店舗の設備支援補助」(上限300万円:100%補助)想定以上に申請数が多く、これに応えるために予算を増額(3倍増)する。綾部市内からも多数の申請があり、これを満額補助できるようにしたいと思っている。

 コロナの影響で木材需要が低下しており、自民党府議団の政務調査会で農林水産部会長として求めていた「府内産木材利用拡大」への支援についても、1億6500万円を予算計上できた。工務店等が府内産木材を購入する経費の25%を支援する。

 他にも、地域活性化策として「地域づくりファンド(仮称)」(海・森・お茶のDMOが金融機関と連携して創設するファンド)に対して1億円を予算化

 地域の古民家等を趣きのある客室に改修して一棟貸しする、というようなことへの投資促進を目指していく。

 感染防止対策と医療体制の充実、そして地域経済と府民生活を守るため、京都府に注文もつけながら、共に取り組んでいきたい。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする