24日㈭、朝から京都へ。10時半から、府議会にて、地域環境改善促進議員連盟(会長:四方源太郎)と京都府環境整備事業協同組合(野村拓也理事長)の役員による「浄化槽法の一部改正」に関する勉強会を開催した。
浄化槽法が改正されて、単独浄化槽を合併処理浄化槽に変えていくことの推進や、既存の浄化槽を調査し、台帳に取りまとめていくことが都道府県に義務化された。法定検査の実施など、さらなる管理の徹底が求められるようになった。
浄化槽が持つ環境保全能力、人口減少による維持費負担の増大や災害時の耐性能力を長期的に見れば、公共下水道よりも浄化槽を推進することが、本当は日本の環境や経済、行政にとって得策であったと思うが、その浄化槽も合併処理型で、きちんと管理されていなければ意味がない。
環境省は台帳に情報を集めるために、都道府県や市町村の関係者が集まる「協議会」の設置を推奨しており、京都府でも協議会設置の必要があるということが、今回の勉強会で理解できた。
「うちの地域は浄化槽地域で、公共下水道がないから不公平だ」という不満を耳にすることもあるが、実は浄化槽地域は都市計画税の負担がないとか、農地の固定資産税が安いという様々なメリットがある。
今から地域変更はできないが、もしそれを行うとすれば、過去にさかのぼって、さらに将来にわたって、都市計画税や固定資産税を負担することになり、とてつもないことになってしまう。
今では国も、災害避難所になっている公会堂等は公共下水道や農業集落排水が通っていても浄化槽新設や併存を認めるように変わった。綾部市も浄化槽に計画を変えたため、これだけ早くに水洗化が進んだが、当初計画のままなら、いまだに半分も水洗化できていなかったのではないだろうか?
11時45分からは農商工労働常任委員会の正副委員長会に出席。12時半からは団会議、13時15分からは本会議で一般質問。
夜は、自民党三期会に出席した。同期の7名の自民党府議が集まり、意見交換。
25日㈮、12時半から団会議で、午後に一般質問。夜は綾部で誘いがあり、懇談。