16日㈬、夜に第4期「げんたろう政治塾」を開催した。綾部市内と舞鶴市、亀岡市からの参加もあり、13名の方に受講していただいた。
綾部の農村部に2年前にIターンして、地元企業に就職してくれている若者や綾部中学校3年生の政治に関心のある子、これまでからげんたろう新聞を配ることなど協力していただいているが、初めてこういった私の会に参加していただいた高齢の方、日本と中国、北朝鮮との関係に強い関心を持っている若者など、様々な方とお話ができて、良い機会だった。
簡単に自己紹介していただいた後、約1時間20分ほど、総裁選の結果の分析、自民党派閥史と日本の戦後政治史の解説、歴代総理大臣から観た菅政権の今後、日本や綾部市がどういうことに力を入れ、進んでいくべきかというお話をさせていただき、その後は質問や意見をお聴きした。
これからの時代の重要なキーワードは「つなぐ(ネットワーク)」「続ける(継続)」ということ。
綾部で私自身が手掛け、「あるものを活かし、つなげることで創造した」ことの一つに「あやべ福祉フロンティア」の移送サービスがある。フロンティアのように市民のネットワークで生み出された「地域財産」のことを「ソーシャルキャピタル」と言い、これが豊かかどうかが、「町の豊かさ」のバロメーターとなる。
市会議員、府会議員もある意味、「ソーシャルキャピタル」であり、議員(議会)がうまく機能し活躍している自治体が伸びる時代になる。
綾部市の最大の「企業」は「綾部市役所」であり、市長は「社長」、市民は「株主」、市議は「株主代表」、「顧客」はというと…市民を含む、綾部市を訪れたり、興味を持ったり、通り過ぎる、全ての人である。
これからの市役所は「市民サービス」に加え、「顧客」を意識した事業展開で「市民の利益」を生み出さなければならない。
日本や綾部の優位な点は「自然」「技術」「教育」「位置」であり、これを活かした農林水産業やものづくり産業の振興、プログラミング教育の推進、物流拠点・道路・鉄道の整備に特に力を入れる。
そして、綾部駅周辺を「北部リサーチパーク」構想で強化発展させ、京都府南北にわたる「京都シルクバレー」構想を打ち立て、京都府をシリコンバレーに負けない、世界の情報・製造産業の中核として作り上げるという目標を持っている。
17日㈭、11時から北・中部の私学の経営者の皆さんと自民党私学議連の北中部議員とで意見交換。
12時半から団会議、午後は府議会の代表質問。藤山裕紀子府議(宇治市・久世郡)、家元優府議(福知山市)が登壇された。
家元府議からは「山陰本線(園部~綾部)の複線化推進」を強く求めていただいた。