15日㈪、午後に綾部商工会議所女性会(堀くみ子会長)の例会にお招きいただき、「御用聞きの会」をさせていただいた。毎年、こうしてお招きいただくのは商工会議所女性会くらいなので、ありがたいことだ。
事前にお聞きしていた「ワクチン接種」や「事業者への支援」について、ざっと説明させていただいた後、皆さんからの自由な質問や意見を聞かせていただいた。
皆さんがワクチン接種が早期に進んで、早く元の生活に戻れるように願っておられるようだった。
ワクチン接種に関して、副作用等をご心配される声があるのも事実であり、「ワクチンパスポート」など、ワクチンを接種しなかった人が不利益となるような制度にはあまり賛同しないが、感染拡大を収束させていくためには、ワクチンはできる限り、多くの方々に接種していただきたいと思っている。
mRNA(メッセンジャー・アールエヌエー)というワクチンは今回のコロナ禍で初めて実用化されたワクチンではあるが、2002年に発生したSARSやMERSの時から研究が始まり、今回のような事態に備えて、20年間、研究が継続されていたものだ。
人類の長寿命化や医学の進歩は新薬や新治療法の開発と、最初にそれに果敢にチャレンジした人達の努力があってのことであり、mRNAワクチンにも同様のことが言える。
副反応として20代・30代のうち、3割程度の方々には数時間後から翌日に38度~39度の高熱が出て、長ければ2日ほど続くようだ。会社で若い従業員の方が同じ日に接種されると、熱が同時に出るかもしれない。これから現役世代の接種が始まるので、仕事のスケジュールとも合わせて接種日を決められるのが良いと思う。