四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

9月議会に向け、部局に意見を述べる

2021年08月18日 | 京都府議会

 18日㈬午後、府議会政策調整会議に出席し、府内産木材利用促進条例(仮称)成立に向けて、共産党、府民クラブ、公明党の代表者と自民党を代表して話し合った。私からは「せっかく作るのなら、他府県の後追いではなく、先駆的な条例にしたい」意気込みを述べた。

 夜は京都府歯科医師連盟(寺本武史会長)自民党府議団との「デンタルミーティング」府議団の副団長として出席し、歯科医師の皆さんから歯と口の健康づくりのことなどについての要望等をお聴きした。

 

 19日㈭、9時20分から京都府議会水産振興議員連盟(池田正義会長)勉強会に出席。その後は9月議会に向けて各部局との意見交換を行う自民党府議団の政調会に出席した。

 政策企画部には「移住条例」の改正に関して、農地転用の煩雑さが農村部での土地利用や人の流入を阻んでおり、それが過疎化に拍車をかけている。今回の条例の改正では「農振・農用地を撤廃することを研究する」ことを盛り込むべきではないか?意見を述べた。条例では「今すぐ」のことだけでなく、「将来の方向性」について積極的に盛り込む努力をしてほしい。

 府民環境部には「ゴミのポイ捨て」に対して、国道や府道沿いでは監視カメラ等を使って取り締まりを行うという強い姿勢「京都府循環型社会形成計画」の改定で示すべきではないか意見を述べた。

 健康福祉部では、私が委員長を務めた子育て環境の充実に関する特別委員会昨年5月に提言した「京都府児童虐待防止条例」を制定する取り組みを進めていただいているとのことで、提言を重く受け止めていただいたことを感謝し、その制定にあたって「虐待家庭の再構築を支援すること」「市町村、警察、学校、養護施設、NPO等、関係機関との情報連携を密にすること」「憶測でも虐待の可能性があれば保護は行い、保護した上での調査は、慎重の上に慎重を期して行うべきてあり、それをするためのチェック体制の構築が必要だ」求めた。

 商工労働観光部では「コロナの雇用への影響」「高齢者雇用の促進」について意見を述べた。

 農林水産部では「ツキノワグマの狩猟解禁」に関して、「錯誤捕獲(シカやイノシシの檻などにクマが掛かること)であっても、捕殺制限数までは放獣せずに捕殺すべき。政府がそれをダメだと言うのなら、霞が関に放獣したら良い」ツキノワグマの数を減らすことを強く求めた。

 「京都府バイオマス活用推進計画」については、災害による倒木などの林地残材をバイオマス燃料に活用できるよう補助の充実を求めた。

 建設交通部には、建設交通部会長として「府域の均衡ある発展という京都府最大の目標をしっかりと肝に銘じてほしい、山陰線の複線化は京都府が計画し、我々は実現を後回しにされながらも待っているものであり、時代が変わろうともしっかりと実現に向けて、共に推進してほしい」要請した。

 また「京都府住生活基本計画」の改定については、「現在、府議会では府内産木材利用促進条例について議論しており、その条例を意識して、両者の内容に齟齬をきたさないようにお願いしたい」要請した。


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