四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

NPO法人わいわいネット・なかまの定期総会

2022年06月23日 | NPO

 23日㈭10時から、NPO法人わいわいネット・なかま(前田道子理事長)定期総会法人で運営される障害者グループホーム「陽だまりの里 さんさん上石」の5周年記念式典に出席した。

 わいわいネットがNPO法人化した時から数年、理事を務めたので、府議となり理事を退任した後でも、一会員として関わらせていただいている。ご紹介いただき、来賓の後で一言、挨拶をさせていただいた。

 わいわいネットのNPO法人化から20年が過ぎ、目標であった障害者が寄り添って暮らせる施設も5年前に開設できたが、今でも創設時の気持ちを大切に、ボランティアの皆さん中心に活動しておられるのが立派だ。

 式典では入所者の日々の生活を写真等で紹介したり、入所者それぞれが挨拶されたりして、状況がよく分かった。グループホームで生活しながら、いかるがの郷、たからの里、綾部福祉会などで仕事をしておられるそうだ。

 30年施設におられて、「普通の和風住宅で暮らしたい」という夢を実現されたAさんは、施設のお風呂には5分と入られなかったが、さんさん上石では時間をかけてゆっくり入っておられるとのこと。週に一度、自分の好きな昼食を買える日に、お金を使ってしまうのが怖くて、最初は100円のパンしか買えずお腹をすかしておられたBさんは、今では400円ほどのお弁当が買えるようになったことなど、エピソードが紹介された。

 

 式典の後は定期総会が行われ、決算・予算等が承認され、活動に対して活発に意見も出されていた。

 午後は事務所で、参議院議員選挙関連の事務作業

 綾部市議会のネット中継を聴いていたら、一般質問の最後の質問者藤岡康治議員「MBTプロジェクト」の「御用聞き置き薬」事業小学校への「論理エンジン」導入について、質問をしていただいていた。

 「論理エンジン」を説明する時に、「都会のお受験校のほとんどで使っている教材」と言うので、勉強のできる子向けの教材だと誤解されている方もあるかもしれない。

 この教材は「勉強がわからなくて、授業が面白くない」という子ども達を減らす教材で、その実績が評価されて都会の「お受験校」でも採用されている。最初は高校生向けが開発され、それは今でも一定の金額がかかるので公立では採用しにくいが、最近できた小学生向けの「論理エンジンキッズ」は、定価が1000円で、それを年に2冊使うだけなので、年に2000円、月200円弱のそれほど高額な教材ではない。

 すでにこれを導入している全国の私学では、開発者の出口汪さんに直接、教えを請うことができる学校はめったにないが、綾部の3小学校ではそれが可能だ。

 私は「教育」に力を入れることで、綾部市の若年人口増を実現し、特に児童生徒数が減少している周辺部の学校を守りたい、そのためには今、何かの手を打つべきだと思っている。何もしなければ廃校の未来しかない。

 今日の答弁のように市教委が各学校任せで、中心部の小学校でしか「論理エンジン」にも取り組まないとなると起こり得る未来は容易に想像ができる。教育長はその未来を避けるために、これ以外によほどの「名案」をお持ちなのだろうが、答弁では、その「名案」についての具体的な説明がなく、大変残念に感じた。

 綾部市は「愛のある教育」に取り組んでいると連発されていたが、教育に愛があるのは当たり前の前提なのではないのだろうか?

 

 24日㈮綾部市議会も昨日で一般質問が終わり、市会議員さん方も連絡所詰めや電話作戦、個人演説会や街宣の準備のための打ち合わせに来られた。

 個人演説会へぜひ!ご参加を!


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