バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

いつも同じ路線を走っている? いない!

2010年12月04日 21時41分56秒 | バス運転士

先日、久しぶりのバス路線を走っていた夕方のこと… 一人の女性から「このバス、朝はどれくらい遅れます?」と聞かれて、私は困ってしまった。ただでさえ久しぶりの路線なのに、その時とは違う時間帯の状況なんて… 多分、バスの運転士は朝から晩まで毎日同じ路線を走っていると思われているのだろう。

私は「え~っと… そんなに… 大幅には… 遅れないと…」と言いながら、何か月も前に乗ったような乗っていないような記憶を引っ張り出していた。それに、今の営業所で決められている運行時間は、途中のバス停では「遅れる」ことが多いけれど、終点では「ほぼ時間通り」ということが多いので、何とも言えない部分も…

前の営業所では、だいたい3週間に一度は同じ路線の同じ時間を走っていた(と思う)ので、そのような質問をされても即答できたのだが… 今の営業所では、路線も本数も台数も運転士も多くて… 多分、私が未だに走っていない時間帯がある路線もあるに違いない。どちらの方法が良いかどうか分からないけれど…

個人的には、前の営業所のパターンの方が交通量や信号のサイクルなどを把握、その他の様々な情報なども収集できて“お客様のお役に立てる可能性が高い”と思っている。が、運転士としては、飽きると言えば飽きるかも… あ、いや… 通勤通学客の方こそ、3週間も経てば「また松井のオッサンかぁ~」と飽き飽きしていたかもね。ハハハ…