終点の某駅まであと二つというバス停に、おばさんとお婆さんが立っていた。二人の位置に合わせてバスを止め、前扉を開けたのに中扉から乗ろうとして… すぐに前へ戻ってきて「(終点の)○○駅に行けば地下鉄に乗れる? 名古屋駅へ行きたいんやけどぉ~」と言った。私は「はい、乗れますよ。乗り換えないといけませんが…」と答えた。
これが私の“脳硬直”なところで… 最初の「地下鉄に乗る」という言葉に縛られてしまい、その後の「名古屋駅へ行く」という言葉が聞こえていても、頭に入ってこないのである。これまでにも、後になって「あ、しまった! 他にも選択肢があったのに…」と思ったことが何度あったことか…
しかし今回は… つい最近、自分が名古屋駅方面からJRを使って○○駅へ来たことがあったので、その二人が降りる時に「JRもありますよ。その方が乗り換えもないし…」と案内することができた。ボケな私としては“よくできました”です。ハハハ…