バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

人気があって人気のない背後席に…

2012年11月02日 21時18分03秒 | バス運転士

運転席のすぐ後ろの“背後席”は人気があるようで… 5人以上の乗客がいるのに、そこに誰も座っていないなんてことは… あまり考えられない。それは助手席(左の一番前)や車掌席(中扉のすぐ後ろ)にも言えるかもしれない。

さて、バスで交差点を右折しようとする時には、ミラーでの安全確認だけでなく、グイッと上体を捻って右斜め後方も確認しているのだが… その時! 背後席に座っている人の姿が視界に入ってしまい、“不意に目と目が合ったような照れ臭さ”を感じてしまう。

また、終点に到着して乗客全員が降りた後、私は運転席から身を乗り出して“まだ降りていない乗客の有無”を確認している(そこから営業所へ戻る時には、一番後ろまで見に行く)。もちろん、死角になっている背後席もしっかりと見てから待機場所へ移動している。

場所によっては、その移動中に右折するところがあり、その時にもしっかりと右斜め後方の安全確認を… その時! 「誰もいないはずの背後席に人が!? やっちまったなぁ~」と思ったら、運転席と背後席の仕切り(透明のアクリル板?)に映った自分だったりする…

それはもう、これまでに何度「ドキッ」としたか分からない。以前書いた話で… その時は背後席ではなかったけれど、実際に“やっちまった”ことがあるだけに不安で不安で… だから「ドキッ」としてしまうのかもしれない。いつかホントに“何か”が背後に見えたりして… ヒェ~!