ちょっと前に「ある路線のある時間の運行カードに“終点で乗り継ぎする人がいるから定時運行に努めるように”というシールが貼ってある」という話(10月18日付)を書いたけれど… また、それは「乗り継ぎに間に合わなかった乗客からの苦情を受けて“とりあえず納得してもらった”けれど、伝達ポーズとしてシールが貼ってあるのだ」と解釈していたけれど… どうやら違っていたようだ。
今の営業所を委託された我々が4月から走り始め… そんなある日、ある運転士が“時速49キロを守って真面目に走っていたら”その乗り継ぎに間に合わず、終点で「キミたちの上司が回復運転(遅れないように)させるって言ってたぞ!」と噛みつかれたらしいのだ。
実際に上司がその人の苦情に対して「回復運転させます」と言ったかどうか分からないけれど、そのように受け取られる言い方をしたのは間違いないだろう。今さら本人に何を聞いても“本当に忘れている”可能性もあるので、断言はできないが… あんなシールを貼ってあるということは… そういうことである。
この営業所の路線バスに以前から乗っている人たちは、バスの走行パターンを感覚的に分かっていると思う。例えば“この信号が青になると同時にスタートして、次のバス停で止まって一人だけ降りて… それならば、その先の交差点を青信号で突破して、次のバス停まで行ける”などのように… それが、4月からは「えっ!? ここで止まっちゃうの?」という感じになり… 実際、私も「えっ!?」という表情&動きをした(と思われる)乗客を何度か見ている。
ふぅ… 運転士に「49キロ以下で走れ(=遅れたら謝ればいい)」と言っておきながら、いざ上司自身が苦情の電話を受けたら「回復運転させます」と答えて「遅れないように走れ」って… しかし「49キロ以下」の制限はそのまま… で? どうすればいいの? ボケな私には分からんなぁ…
昔々、あるマンガの中で“周囲の時間の流れ(動き)を止めて、自分たちだけは止まらずに動ける”というものがあったけれど… それがあれば… ん? 他のバスにも同じ装置が付いていたら… 結局、間に合わなくなるのか!? ハハハ…