先日、NHKのテレビ番組の「アサイチ」で簡単燻製の作り方をやっていました。普段は台所へはめったに足を運ばない夫が、珍しくやってみようと言い出しました。
「アサイチ」では古い鉄製などのフライパンを利用してガスコンロで燻製を作る方法を紹介していましたが、我が家はオール電化で古いフライパンも無いため、ホーマックに行って適当なものがないか探してみました。すると、フェルトスモーカーセットというキャンプ用などにもなる円筒型のものがありましたので、これを購入し、非常用に我が家に置いてあるカセットプロパンのコンロを使って、サクラやヒッコリーのチップでトライしてみました。
茹で卵、かまぼこ、ウインナーソーセージは簡単に出来上がりました。
しかし、この方法は小さすぎて少量しか出来ないため、夫は試行錯誤をしながらべニア板とあり合わせの材料で本格的な燻製箱を作ってくれました。私は燻製にする材料の下ごしらえ担当で、適当に塩を振ったり、15%の塩水に材料をつけたり、茹で卵は薄めの出ししょうゆに漬けこんだりしました。友人から頂いたヤマメは塩を振って燻製にしてみました。次第に慣れてくると、豚バラブロックでベーコンを作ったり、スペアリブにしょうが、にんにく、しょうゆ、ワイン、玉葱、人参などを漬け込み、脱塩したりと本やインターネットで調べながら試作してみました。
音もなく静かに立ちこめる煙とチップの臭いが、待っている間も豊かな気持ちにさせてくれます。
この方法は温度を60~65℃くらいにして2時間ほどかかります。
丁度九州からのお客様が見えたので、食卓に出したところ、美味しいと喜んでいただきました。燻製の臭いが何ともいえず食欲をわかせ、ビールやワインのおつまみにも最適です。
パソコンで検索すると、たくさんの人達が簡単レシピを書いてます。これからもビーフジャッキーやハムなどいろいろと工夫しながらトライしてみようと思っています。