定年後の田舎暮らし

 定年後、神奈川県から北海道のニセコへ移住し、田舎暮らしを始めました。

徳舜瞥山登山1) 登山口から山頂まで

2012-09-10 06:14:41 | ニセコの紹介

 9月8日、大滝町の「三階の滝」の近くの徳舜瞥山(1309m)登山をしました。朝5時の日の出を山頂で迎えることを想定し、夜中の2時に家を後にして、大滝町に入り、三階の滝を通り過ぎて登山口の駐車場に到着したのが3時5分で、1時間ほどかかりました。

 夏に「三階の滝」まで写真撮影に来た時に、登山口までは偵察を済ませていましたので、真夜中とは言え、何とか5合目に相当する登山口までは問題なく着きました。

 3時10分に駐車場を後にヘッドランプを頼りに頂上を目指して歩き始めました。登山届を提出してすぐにゴロゴロとした石の登山道を登り始めて沢にでました。登山ガイドによると、「鉄砲水で川床が深く浸食され、荒れている。石原や侵食跡をしばらく進むが、やや不明瞭な個所もある。」と、書かれているので、私達はヘッドランプを頼りに沢を登り始めました。

 ところが、道はかなり荒れていて歩きにくく、こんなひどいルートなのかしら?と、疑いながら進んで行くと、昔鉱山が有ったらしく直径1mほどの土管の配管や、鉄の鎖などがあるところを通り過ぎました。50分ほど登ったところで、堤防があり滝のように水が流れてそれ以上進むルートが無さそうでした。途中でルートを間違ったらしいと判断して引き返し、沢を40分くらい下りたところで沢の左側に沢沿いの登山道があることが分かり、そこから頂上へ向けて登り始めたのが5時。予定ではそろそろ頂上に到着の時間でした。(ーー;)

 細い山道を歩いて水飲み場を過ぎ、6合目についたのが5時35分、ジグザグ道を登って7合目に到着したのが5時55分。ここは廃道になっている旧道との分岐点になっているらしく、私達は旧道沿いに沢を登っていたようです。7合目からは稜線に入り、歩きやすくなりました。

    

 9合目には6時15分に到着、次第に低いダケカンバの木々や、ハイマツなどの樹林地帯に出て、そこから、エゾオヤマリンドウや、ウメバチソウ、紫陽花科の薄いピンクのノリウツギなどが顔を出して、嬉しくなりました。

 山頂の徳舜瞥山(標高差610m)についたのは6時45分で、相当なロスになりました。健脚の人は100分以内で登るようです。展望は360度開けたパノラマて、羊蹄山、尻別岳をはじめニセコ連山、洞爺湖、支笏湖、白老の方面の太平洋、ホロホロ山など見えて素晴らしい眺めでした。

 一休みして、友人から頂いた珍しい「黒いとうもろこし」をいただきました。ホクホクとしてとても美味で、朝食代わりになりました。

コメント
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