蘭越の町を通り抜けて海に出ました。
海と並行して走る道路沿いに、海産物のお店が数軒ありました。覗いてみるととても新鮮な魚や魚介類が並んでいました。しかもとても安いのです。ぴちぴちした大きめの鰈が500円、煮つけが美味しい「柳の舞」が300円。早速、鰈はお刺身に造ってもらい、柳の舞は煮つけ用にさばいていただきました。友人達のお酒のおつまみ用に「鮭トバ」も買うことにしました。
岩内方面に向かっていると、岩内と蘭越町の境界に位置する雷電海岸に出ました。このあたりは日本海の荒波が作りだした荒々しい断崖絶壁や、奇岩が見えてくる場所です。有名な「弁慶の刀掛岩」が見えていました。
源義経が奥州平泉の合戦に敗れた後、難を逃れてこの地へやってきて、雷電岬で休憩を採った際に、腰の刀を乗せるために、岬の岩をひねって掛けたとも言われています。
丁度魚釣り場になっている岩の向こうに、日本海に向かって突き出たように「積丹半島」がまだ白い雪をかぶって見えていました。
お昼時期に岩内町に到着しましたので、焼き魚の定食屋さんに入りました。なかなか混んでいて少し待たされましたが、注文したのは「旬の桜鱒焼き魚定食」と、銀鱈のカマの焼き魚定食で、それぞれ800円と1200円。焼きたては脂も乗っていてとても美味でした。
帰る途中「岩内温泉おかえりなさい」の日帰り温泉にゆっくりと入って、日頃の疲れを落として帰宅しました。