6月15日の天気予報は晴れ後曇り。16日以降は曇りや雨の日となっていましたので、「この日しかない!」と判断して、夫と二人でニセコ連山の一部の「白樺山(959m)に登ることにしました。
2週間ほど前に登られたブログ友のYさんによると、登山道はシラネアオイをはじめたくさんの山野草が咲いて迎えてくれますよ!ということで、早いうちに是非登りたいと思っていたのでした。
出発が8時近くになってしまいましたが、五色温泉を目指して車を進めていると、道路脇のあちこちに駐車している車の列がありました。どうやら熊笹の中に入り込んで「根曲がり竹のこ」を採っている人たちのようです。
五色温泉を過ぎてニセコパノラマラインの神仙沼まで車があちこちに停車しており、さらに白樺山登山口の「新見峠の駐車場」まで車の列がありました。
我が家から40分ほどで新見峠登山口に到着。ところが驚いたことにあちこちで警笛音がうるさく鳴り響いていたのです。
何事か?と思っていると、「熊よけ」のためらしいことが分かりました。
登山道に入ってもこのようにスピーカーが木にぶら下がっており、「タケノコを採るのに笹やぶの奥まで入り込んでいるのですか?」と、尋ねると、警笛音が聞こえる範囲まで移動するとのことでした。今年は熊の出現が多いので「新兵器」らしい・・・
登り初めには小さな山野草があちこちに咲いていました。花の名前が間違っているかもしれませんが・・・
「マイズルソウ」
「ゴゼンタチバナ」
「ツバメオモト」
「オオカメノキ」
「イソツツジ」もピンクの花を咲かせていました。
嬉しいことにまだ桜の花も残っていました。
「ゲジゲジシダ?」
熊笹の中のタケノコも気になって「タケノコ目」になって探しながら歩いていると、目の前にダケカンバの枝がぬっと現れて、ぶつかりそうになりました。アブナイ!アブナイ!
大きな倒木が道に横たわっていました。