定年後の田舎暮らし

 定年後、神奈川県から北海道のニセコへ移住し、田舎暮らしを始めました。

道東への旅3(丹頂鶴のねぐら)

2007-02-05 22:49:30 | Weblog
 翌朝は、5時に起床、近くの川辺、音羽橋から写真を撮りに出かけました。
気温零下18℃、手袋をしても指先が痛いくらいに寒い朝でした。日の出の時間6:35分前に現場に着くと既に、100台近くのカメラの放列が橋の欄干に沿って、陣とられて隙間がないくらいで、外国人もたくさんいました。皆、長い超望遠レンズを並べています。遠くの鶴の群れは肉眼ではよく見えません。鶴は湧水のある川面に片足で立ち、頭を羽の中に収納し、できるだけ体温を失わないようにして、ジッと動きません。皆、凍てつく寒さの中で鶴が動き出すのをじっと耐えています。「人間は時間で動くが、丹頂鶴は気温で動き出す」のだそうです。とても待てなくて早々に次の目的地富良野へ向かうことにしました。



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2 コメント

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いい写真ですね。 (ひろし)
2007-02-12 18:42:41
まるで絵葉書を見ているようですが、道東の極寒
の朝の雰囲気がよく出ていますね。
いつもそう思うのですが、良い写真を撮ろうと思えば
そこ(つまり、良い素材のある場所とシャッター
チャンス)に出かけないといけないということ
ですね。真冬の北海道1,000kmの旅、ご苦労様
でした。
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褒めていただきありがとうございます! (じゅん)
2007-02-12 19:56:58
 褒めていただき、夫に代わってお礼申し上げます!動いている被写体は特に難しいですね。飛んでいる鶴は写ればいいという感じですが、後で見ると構図が気になります。
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