気仙沼に住んでいる知人から秋刀魚が届きました。彼女は先の大地震で被災され、家は何とか残ったものの、親戚の方々は被害が大きかったそうです。
気仙沼と言えば秋刀魚の漁で有名な所です。知人には少しばかりの義捐金と衣類などを送ったのですが、秋刀魚を送りたいと言う連絡がありましたので、ありがたくいただくことにして、まだかまだかと届くのを楽しみにしていました。秋刀魚などがどんどん獲れるようになって、漁業もかなり活気づいたのでしょうか。ホッとしました。
秋刀魚の皮がきらきらと光って、目も新鮮です。ご近所にも少しおすそ分けしました。
この時期の秋刀魚はお刺身が一番です。関東に住んでいた頃は秋刀魚の刺身は食べたことがありませんでした。 新鮮なうちに早速いただきました。
丁度数日前、NHKの番組{アサイチ」で秋刀魚料理の紹介があったばかりでしたので、この時の「さんまの棒ずし」を作ってみることにしました。
秋刀魚のさばき方が、なかなかTVで見たようにうまくいきませんでしたが、酢で締めて、キュウリと青しそ、しょうがを塩でもんで洗い流し、固く絞ったものをご飯と一緒に巻きこんで出来上がりました。
秋刀魚の甘みをふわっと口の中で感じて美味しくできましたが、塩でもみ込んだ野菜の塩気が十分抜けていませんでしたので、少し塩味が強い感じになってしまいました。そこで、塩抜きを十分した後に巻き直した結果、何とか美味しくできました。もう少し、トライしてみようと思っています。
秋刀魚は他に、塩焼きを始め、蒲焼き、中華風、イタリアン風などいろいろと調理出来ます。丁度東京の友人から徳島産の「すだち」も届きましたので、塩焼き、お刺身に良く合います。今夜は何の御馳走にしようかしら?