現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

少年犯罪は凶悪化?

2007-10-15 22:58:53 | 社会問題
「少年犯罪が年々凶悪化している」という声がよく
聞かれるが、統計的には、それを検証することは
できないそうだ。昔も今も変わりないとのこと。
なるほど、我々団塊の世代の20代はすさまじかった。

私は学生服を着ていたので、それだけで左翼から
狙われる恐れがあった。ゲバ棒で殴られてもいい
ように学生服の下には、子供用の剣道の胴をつけ、
木刀を持って登校していた。

血の気の多い私は、新宿駅の占拠も、渋谷ハチ公前
交番の焼き討ちも野次馬で見にいった。川端康成の
「雪国」のラストシーン(火事)を見るような異常な興奮
で、機動隊と左翼の間に割って入って騒いでいた。
左翼でなくとも、青春をぶつけて燃えていた時代
だった。

そこでふと思いだした、連合赤軍の永田洋子のこと
を。同志を14人も殺した事件から35年。最高裁での
死刑確定から10年経つが、まだ東京拘置所で生きて
いるらしい。いったい法治国家って何なのだ?法務
大臣も事件から40年も経ってしまえば、今さら死刑
執行の判を押せないそうだ。放置国家か。

集団リンチで逮捕状

2007-10-15 21:43:55 | 社会問題
長野の宗教法人、女性リンチ死容疑で捜索…21人に逮捕状(読売新聞) - goo ニュース

「宗教法人紀元会で、一人の女性会員が死亡。集団で
リンチしたとして、21人に逮捕状」という。では相撲の
時津風部屋で、集団で暴行され殺された時太山の場合、
「先輩力士たちはお咎め無し」とはどういうこと?
国技だから?(相撲は国技なんかではありません、国技
について定めた法律も無し、旧文部省も認めてないとの
ことです。)

JRへの苦言

2007-10-15 21:26:45 | 社会問題
尼崎JR脱線「最後の救出者」 体験訴え続ける決意(神戸新聞) - goo ニュース

JR福知山線の列車事故で両足を失った林浩輝さん。
「JRに怒りをぶつけても足は戻らない」との言葉、
心痛む。私もJRにはいろいろ苦言を呈ししたいが、
一生を狂わされた林さんの思いに比べれば、とるに
足らない微々たる被害だ。

JRへの苦情は、パソコンメールしか受け付けない
とのこと。それで私は、止むにやまれず、苦手な
パソコンを始め、初めてのメールがJRへの苦情
申し入れだった。しかし、4ヶ月経っても無しの
つぶて。言ってみたところで何ひとつ解決しない。
あきらめるしかないか。

JR福知山線の列車事故後、仏教哲学者の梅原
猛氏が、中日新聞であからさまに、JR西日本を
非難していた。その記事を読んで、私も溜飲を下
げたが、それに対するJRの対応は何も無かった。
JR福知山線事故の被害者の補償も、一向に進
んでいないと聞く。このだんまり、にんまり戦術は
JRの常套手段か。


一絃琴の眞道さんに遇う

2007-10-15 07:00:07 | 虚無僧日記
福島県人会の帰り、名古屋駅前で虚無僧に立つ。
すごい人。流れもますます早く、立ち止まって
尺八に耳を傾けるような人はいない。それでも
吹くこと1時間。品のいいご婦人が、足早に駆
け寄ってきて「ご苦労様」と、500円玉を入れて
行かれた。1時間後、着物姿のご婦人が、また
サッと寄ってこられ、小さく畳んだ千円札を。
結局3時間で4、5人、手応えあり。

夜7時、帰宅したら電話が鳴って、一絃琴の
眞道さんから「今名古屋に着ているから、お食
事しませんか」とのお誘い。また名古屋駅へ。
眞道さんは、今は津の尼寺本願寺の安寿さんに
修まっているが、以前は、京都で活発に活動され
ていた方。そんな昔話に花が咲き、楽しい時間
を過ごした。帰りにお布施もたくさんいただいて、
(お寺さんからいただいていいのかな?)、今日の
福島県人会の会費分が回収できた。思い切って出
すと、出しただけのお金がはいってくる。不思議。

東海福島県人会

2007-10-15 06:18:03 | 虚無僧日記
本日10/14 福島県人会に出席する。一番後ろの席
で控えめにしていたが、伊藤会長初め役員の方々、
顔見知りの方が次々挨拶にみえ、親しく声をかけて
くださる。虚無僧だから目立つのだ。1年ぶりでも
覚えていてくださる。ありがたいことだ。

福島県知事の佐藤雄平氏も挨拶にみえた。牧原の
名札を見て即、牧原源一郎叔父と高瀬喜左衛門の
名前を挙げられた。叔父は、戦前の衆議院議員。
その娘婿高瀬喜左衛門は、会津若松市長だった。
もう遙か昔の人で故人だが、昨年知事になられた
ばかりの佐藤雄平氏が、その名前と関係を知って
いることに驚いた。政治家になるには、人間関係
の相関図を熟知していることが第一条件のようだ。
私ではとても務まらない。
気品があり恰幅もいい。宴会のトップバッターで
『高原列車』を歌い、その歌唱力に会場は盛り上
がった。学生時代、コーラス部でソリストを務めて
いたとか。名刺には「福島県知事」の肩書きより
上に大きく「福島営業本部長」と印字してあった。
宮崎の東国原知事と同じく、知事自ら先陣に立って、
福島のPRにこれ努めている。口元が福田総理に
似ているが、総理より押し出しがいい。私と同じ
歳なのに負けた。(いや待てまて、虚無僧は比較を
しない生き方なのだったっけ)