「少年犯罪が年々凶悪化している」という声がよく
聞かれるが、統計的には、それを検証することは
できないそうだ。昔も今も変わりないとのこと。
なるほど、我々団塊の世代の20代はすさまじかった。
私は学生服を着ていたので、それだけで左翼から
狙われる恐れがあった。ゲバ棒で殴られてもいい
ように学生服の下には、子供用の剣道の胴をつけ、
木刀を持って登校していた。
血の気の多い私は、新宿駅の占拠も、渋谷ハチ公前
交番の焼き討ちも野次馬で見にいった。川端康成の
「雪国」のラストシーン(火事)を見るような異常な興奮
で、機動隊と左翼の間に割って入って騒いでいた。
左翼でなくとも、青春をぶつけて燃えていた時代
だった。
そこでふと思いだした、連合赤軍の永田洋子のこと
を。同志を14人も殺した事件から35年。最高裁での
死刑確定から10年経つが、まだ東京拘置所で生きて
いるらしい。いったい法治国家って何なのだ?法務
大臣も事件から40年も経ってしまえば、今さら死刑
執行の判を押せないそうだ。放置国家か。
聞かれるが、統計的には、それを検証することは
できないそうだ。昔も今も変わりないとのこと。
なるほど、我々団塊の世代の20代はすさまじかった。
私は学生服を着ていたので、それだけで左翼から
狙われる恐れがあった。ゲバ棒で殴られてもいい
ように学生服の下には、子供用の剣道の胴をつけ、
木刀を持って登校していた。
血の気の多い私は、新宿駅の占拠も、渋谷ハチ公前
交番の焼き討ちも野次馬で見にいった。川端康成の
「雪国」のラストシーン(火事)を見るような異常な興奮
で、機動隊と左翼の間に割って入って騒いでいた。
左翼でなくとも、青春をぶつけて燃えていた時代
だった。
そこでふと思いだした、連合赤軍の永田洋子のこと
を。同志を14人も殺した事件から35年。最高裁での
死刑確定から10年経つが、まだ東京拘置所で生きて
いるらしい。いったい法治国家って何なのだ?法務
大臣も事件から40年も経ってしまえば、今さら死刑
執行の判を押せないそうだ。放置国家か。