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現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

割り算の問題で殺人を例に

2010-09-23 23:32:32 | 社会問題
「18人を1日3人殺したら」小学校教諭、割り算で出題(朝日新聞) - goo ニュース


岡崎市立の小学校教諭が、割り算の問題で
「18人を一日3人ずつ殺したら何日かかるか」と、
出題したことで、保護者から訴えられ、担任を
はずされたというニュースがあった。

現代の子供たちはゲームソフトで、相手を倒す
ことには慣らされているようだ。この教諭も
ゲームおたくだったのか。いや、授業に集中
しない子供たちの気を引こうと、ゲーム感覚で
言ったようだ。

「授業に自信がなくて」とも言っている。

うつ病で登校拒否の教師が7,000人もいるそうな。
「仕事の多忙化、複雑化にくわえ、理不尽な要求を
する保護者への対応でストレスが増大している」とも。
先生も生徒も受難の時代。すべてが「悪人」じゃのォ。

『なにわ金融道』で、校長先生が先物取引に
引っかかって、全財産を失い、学校を去って
いく時、「1+1が2にならない場合もある」と
いうようなことをつぶやく。あのシーンが忘れ
られない。ホントにそうだ。社会に出たら、
1+1が必ずしも2でないことを学校教育では
教えてはいかんのかいな。

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佐賀県唐津市「呼子」

2010-09-23 19:03:34 | 虚無僧日記
映画『悪人』のロケ地に観光客殺到必至!?ロケ地マップを大公開! - goo 映画

映画『悪人』の舞台となった長崎、佐賀、福岡3県が
観光客誘致のキャンペーンを始めたとのこと。

すべて、過去に行ったことがある場所なので、映画
『 悪人』 も 面白く 観れた。

呼子のシーンでは思わず乗り出して観た。他に客は
いない。「俺、人を殺した」と告白する。そこへ店員が
「お待たせしましたぁ。余った分は 後で天ぷらに
しますから 」と。そうそう、あの通りだった。私が
行った時も、他に客はいなかった。

皿に盛られたイカは透明。これが、この町の“呼び物”
なのだ。目が異様にアップされ、殺人現場の再現となる。
憎い演出。そう逃亡者にはピッタリの呼子の町だ。

そもそも、呼子は、松本清張の『霧の旗』と『渡された
場面』の二つの小説に登場してくるので有名になった。
だが、呼子の町の人は、そんなこと おかまいなし。
よそ者の虚無僧にも冷ややか。全く無視。それだけに、
孤独、孤立、閉塞感の小説の舞台としては 打って付けの
町だ。

ところでネットで検索して、「松本清張ゆかりの呼子
(よびこ)高原」というのがアップされているが、こちらは
鳥取県日南町の呼子。清張の小説に出てくる「呼子
(よぶこ)」は、佐賀県唐津市のはずだ。「清張」の
看板まで 他の町に盗られているようた。

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呼子の朝市

2010-09-23 18:39:08 | 虚無僧日記
そもそも、呼子へは、観光案内に「日本3大朝市」
とあるのを見て 行ったのだが、行ってびっくり。

呼子は半島の先の小さな漁師町。「朝市」は、巾
わずか数m、距離は 100mもない狭い路地に、
漁師のおばちゃん達が木箱を並べているだけ。
客もまばら。私の住む中村の「九の市」の十分の
一もない。これで「日本3大朝市」???。

なんでも 以前 「朝市」の人気投票を行った際、
「輪島と高山」、そしてその次は「呼子」に
3票入って3位だったからだそうな。ちなみに、
輪島と高山は「3大」なんて言っていない。

こうまで「看板に偽り有り」だと、可笑しくって、
かえって、いとおしくさえなった。それが、「特に
印象深い町」として、記憶に残ったのである。


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9/23 彼岸

2010-09-23 07:15:47 | 虚無僧日記
我が家は仏教ではないので、「彼岸」に墓参りを
するという習慣がない。だからついつい「9月23日が
お彼岸」で あることを忘れてしまう。

名古屋は結構“因習深い”土地柄だから、彼岸と
いえばお墓参りが行事となっていて、毎年、平和
公園(公共墓地)周辺や岐阜方面への道路は、墓
参りの車で大渋滞となる。

そもそも彼岸に墓参りをする風習は日本だけ。他の
仏教国にはない。日本でも宗派によって異なる。

高野山(弘法大師)の真言宗系では、“霊”の存在を
信じるから、先祖の霊に対して花や香を手向け、
お寺に“お施餓鬼”として何がしかの布施をする。

親鸞の浄土真宗系では、「死ねば皆“仏”になり、
極楽に往生するのだから“霊”は存在しない。お彼岸
だからといって、特にお墓参りをする必要はない」
と説いている。
真言宗と真宗。“言”が有る無しで、えらい違い。

禅宗も、“あの世、西方浄土”の存在を否定して
いるから“お彼岸”に 西を拝むことはない。
だけど浄土真宗や禅宗の檀徒でもお墓参りにいく。

墓参りは、先祖の霊を敬う日本古来の風習なのだ。
それでいいのだあ~。

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