現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

虐待を ものともせず

2010-09-24 09:15:18 | 社会問題
【なぜ親は一線を越えるのか】(2)しつけと虐待の境界 体罰容認で判然とせず(産経新聞) - goo ニュース


幼児虐待が問題視されている。「ゆうこときかないので、
戸外に出した」というのも虐待になるとのこと。

そりゃ ま、冬の厳寒の中、裸で出したら虐待だろうが、
命の危険がなければ いいのではないか。

N子は、子供の頃よく外に出されて、泣きわめいていた。
それを見ていた妹のM子は、外に出されても平気で、
独りで遊んでいる。母親が戸を開けて入れてやろうと
すると、外からつっかえ棒をして、戸が開かないように
しているではないか。親が家の中に閉じ込められた
格好だ。

全く したたか者で、皆大笑い。二人とも今はいい子に
育っている。いろいろ体験して生きる力を身につけて
いくのだ。

全く叱られないで育った子が、社会に出てやっていけ
るのか。自殺が多いのもそこに一理あるのではないか?

夏のTVドラマ『英霊』で、ビートたけしが石坂浩二に
「なぐられたことあるか!?」と言って何発も顔を殴る。
石坂浩二が「ありがとうございます」と泣きくずれる。
ビートたけしならではの演技だった。考えさせられる。

柄本明と寺尾聡

2010-09-24 00:30:10 | テレビ・映画・芸能人
映画『悪人』で、被害者の父親役を演じた柄本明。
なかなか好評だ。今時の若者圭吾にバカにされ笑われ、
殺意を持つが殺せない。「そうして笑って生きていくが
いいさ」の捨てゼリフに、年寄りの鬱屈した怒りを代弁
してくれている。

それにしても、独身娘の父親にしては歳が行き過ぎて
ないか。どうみても70代のじいさんだ。

同じく、東野圭吾の『さまよう刃』で、中学生の娘を
殺され、犯人に復讐する父親役の寺尾聡も、白髪に
白髭のじいさんだ。55歳過ぎてできた娘となる。
おかしくないか? 私の娘が中学の時、私はまだ
30代で青年顔だった。

そこで二人の年齢を調べてみたら、柄本明は1948年
(S23年)生れ、寺尾聡は1947(S22)年生まれ。なんと
私と同年齢 62~3歳。もう孫がいてもおかしくない
世代だ。

原作を読んでないが、遅く生まれた子なので、よけい
可愛く、復讐心に燃えたという設定なのか。

私が 30代の頃は 血気盛んで、もし娘が殺されたら、
「絶対復讐してやる」と公言していた。しかし、60歳
過ぎれば、「なにごとも天命。殺されたら殺されたで、
その娘の天命」と思えるようになってきている。

ま、いろいろな立場、考えもあろうが。


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一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

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