現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

ダルビッシュ、イチローと対決

2012-04-10 15:47:05 | 心の問題
ダルビッシュ、メジャー初登板で初勝利(読売新聞) - goo ニュース

野球音痴の私だが、「ダル」が“誰”だか ぐらいは知っている。
私の名は「一路(Ichiro)」。「イチロー」も横文字で書けば「Ichiro」。
Oh! same name.(同名) Yes,Yes.

というわけで、やはり「イチロー」のファンだ。

鳴り物入りでレンジャーズに迎えられた「ダルビッシュ有」投手(25)が
公式戦初登板で マリナーズのイチローと対戦。

初回、イチロー、三塁手の頭を越す安打。その後、二つの適時打や
川崎への押し出し四球など打者一巡で4失点。
二回、イチロー、右越え二塁打、そして適時二塁打を浴び1失点。

公式戦前の練習試合では完璧な投球を見せ、「メジャーの5指に
入る投手」と太鼓判を押されたダルビッシュでも、公式戦初登板と
なると、やはり制球が狂うものか。ちょっと身近に感じられた。

その後は立ち直り、味方の打点が後押ししてくれ、一応「勝利投手」に
なったとか。8安打、5三振、5四死球、5失点で、注目のイチローとの
対戦は、4打数3安打。

「イチロー」「ダル」それぞれに良かったことでござる。


香取慎吾「綾小路きみまろ」に学ぶ

2012-04-10 09:10:17 | 虚無僧日記
『SMAPがんばりますっ!!2012』(4月7日)


SMAPの香取慎吾が「綾小路きみまろ」に弟子入りして、
「綾小路しんまろ」という芸名をもらい、『きみまろの
爆笑スーパーライブ』で、漫談を披露するという趣向。

限られた時間は一日。24時間で ネタを暗記。そして
振りをつけ、自分なりにアレンジも要求される。

「きみまろ」の師匠としてのアドバイスが、私にとっても
とても参考になった。

(その1)
ステージに立ったら、お客の顔が全部見えるように。
2階3階席のお客さんの顔まで見えてきたら “勝ち”。
見えなかったら、自分が下を向いている。心が開いて
いないのだ。お客さんを喰ってしまうのだ。

(その2)
お客さんと一緒に呼吸する。呼吸を合わせる。合わせ
させる。

これは「尺八」も全く同じ。私は今9月9日の「能楽堂
公演」に向けて、会員に「観客と呼吸を合わせること」を
指導している。「古典本曲」といえども「ノーリズム」
ではない「間」は、それ以上でもそれ以下でもダメな
「間」がある。それは「観客」が決める「間」だと。


さて、「綾小路しんまろ」のできばえは?まずは、
慎吾くんの感想。

「きみまろ」はすげェェ。派手な舞台も照明も無い。
マイク1本で、大ホールを埋め尽くす2,500人の“おばさん”
たちを爆笑爆笑の渦にしてしまう。あの力はすごい。
みんなも ぜひ「きみまろ」さんのライブを見に行ってほしい。
ほんとに勉強になった(慎吾)

ま、「綾小路きみまろ」だから言えるネタであって、
「香取慎吾」は「SMAPの慎吾」として観客が熱い
声援を送ってくれていたと私は見る。

「ご安心ください、死亡率は100%」「黒い車に乗って、
 最後は“箱入り娘”になって帰ってくるのです」。
「おしめで始まり、おしめで終わる。おしめぇだぁ」。

「老化」も「死」をも 笑い飛ばす、笑いでぶっ飛ばす。
「きみまろ」に完敗。いや「乾杯!」

デイサービスへボランティア

2012-04-10 03:50:02 | 虚無僧日記
4/9 近くの「デイサービス」から依頼をうけ、
ボランティア演奏に赴く。初めての所なので
緊張する。

出発前に「綾小路“しん”まろ」のビデオを見て、
テンションをあげる。

「久々に化粧をしてみれば、お父さん後ずさり、
ペットも後ずさり、ウーワン」

そんな「きみまろ」のギャグは、ここでは通じない
と判る。品の良い方ばかりなのだ。

全然、用意していったネタが使えない。ここは、
すなおに「癒し系」で「さくらさくら、花嫁人形、
荒城の月、黒田節」などなど童謡唱歌の定番で。

一曲ごとに反応がいい。私の一言ひとことにも
応えてくれる。

「中高年のみなさん!いや、今や光輝かがやく
“光輝”高齢者のみなさん!」。

ほんとにみなさん、きちんととした身なりで
輝いている。88歳、私の母と同い年の方も、
きれいに化粧し、若々しい。

「私の父も、道楽モンで、尺八を吹いていたから、
なつかしい!」と。

「そうですか、はい、私も道楽で、“虚無僧は
道楽ものの成れの果て”です」。

90歳以上の方も数人おられたが、みなさん元気元気、
とても90代に見えない。94歳の男性は私の父と同い年。
ビシッとスーツを着こなして、立ち上がって、デジカメで
しきりに撮影してくださる。聞けば、満州に出兵し、
シベリア抑留で帰還したという。最後の「ふるさと」の
演奏には涙してくれた。

「尺八というから、もっと暗いかと思った」
「明るい虚無僧だねぇ」と口々に。

みなさん喜んださり、明るく対話ができるすばらしい
会場でした。元気をいただきました。ありがとう
ございます。