身近にあった話。Bさんに、弁護士事務所から一通の
手紙が来た。なんでも、「あなたはCさんの相続人の
一人になっている」とのこと。
Cさんなんて知らない。天から降って沸いた話だ。
聞けば、Cさんという人が 亡くなったのだが、
その妻も、土地家屋の相続手続きをしないうちに
亡くなった。遺産はCさんから妻へ、そして子供が
無かったので、妻の兄弟姉妹に受け継がれる。
Bさんから見ると、母方の祖母の姉がCさんの妻に
なっていた。
Cさんの妻には兄弟姉妹が多く、みな亡くなっている
ので、その子供達。子供も亡くなっていればその孫達、
全員が「法定相続人」となる。その相続人が70人もおり、
海外に住んでいる人もいるとのこと。
今、その土地にはCさんの甥が家を建て替えて住んで
いる。その甥が所有権者になるには、Cさんの妻方の
相続人全員に「相続放棄」をしてもらわなければなら
ないのだ。
東日本大震災で家族全員亡くなった家などは、相続人の
特定が大変困難を極めることだろう。
「生命保険」も家族全員亡くなった場合、夫の保険金の
受取人が「妻」の場合、妻の両親。いなければ妻の兄弟
姉妹になる。逆に妻の保険金の受取人が「夫」の場合、
夫の両親となる。これは意外と知られていない。
手紙が来た。なんでも、「あなたはCさんの相続人の
一人になっている」とのこと。
Cさんなんて知らない。天から降って沸いた話だ。
聞けば、Cさんという人が 亡くなったのだが、
その妻も、土地家屋の相続手続きをしないうちに
亡くなった。遺産はCさんから妻へ、そして子供が
無かったので、妻の兄弟姉妹に受け継がれる。
Bさんから見ると、母方の祖母の姉がCさんの妻に
なっていた。
Cさんの妻には兄弟姉妹が多く、みな亡くなっている
ので、その子供達。子供も亡くなっていればその孫達、
全員が「法定相続人」となる。その相続人が70人もおり、
海外に住んでいる人もいるとのこと。
今、その土地にはCさんの甥が家を建て替えて住んで
いる。その甥が所有権者になるには、Cさんの妻方の
相続人全員に「相続放棄」をしてもらわなければなら
ないのだ。
東日本大震災で家族全員亡くなった家などは、相続人の
特定が大変困難を極めることだろう。
「生命保険」も家族全員亡くなった場合、夫の保険金の
受取人が「妻」の場合、妻の両親。いなければ妻の兄弟
姉妹になる。逆に妻の保険金の受取人が「夫」の場合、
夫の両親となる。これは意外と知られていない。