お箏のKさんが、稽古場を新築され、昨日その「お披露目」に
招かれた。Kさんが、この日にぜひ演奏したいと、依頼された
曲が、江戸信吾の『RAIJIN (雷神)』。
頭文字の「R」をとったら『AIJIN(愛人)』だが、そんな
生易しい曲ではない。♪=160の速さで、4/4 から 6/8、そして
「7/8」。1,12,1,123、123,12,12。最後は三拍に八つ音を刻む。
「雷神」だから 気が狂ったような曲。とにかくすごいド迫力の
演奏だった。
最近の曲は、もう 常軌を逸している。だが、考えてみれば、
尺八の本曲も「1,2,3,4,」のリズムには嵌らない。楽譜に
正確に表そうとしても 表記不能だ。そういう「リズム」に
はまらない音楽があることを 西洋人に教えたのは、実は
「尺八家」だったかも。
そして Kさんが 独奏された曲が、坂本勉の『平城山変奏曲』。
『平城山』といえば、しとやかな、日本情緒豊かな曲と思って
いたが、けっこう激しい変曲だった。先日ブログで書いた
ばかりだが、この曲の歌詩は、激しく燃える恋心を歌った
ものだ。
いつもおしとやかなKさんだが、内に秘めた情熱はすごいものが
あるようだ。演奏の後会食がこれまたサプライズ。なんと、
“回転寿司”の出前。あのクルクル廻る機械を部屋の中にセット
して、板前さんが、次々と握って、送りだしてくれる。ネタは
「大トロ、中トロ、ウニ、イクラ、ボタンえび」と、普段
なかなか口にできない高級品ばかり。
もう目が廻った。イヤ、目が飛び出るようなパーティで、
多いに 楽しませていただきました。
招かれた。Kさんが、この日にぜひ演奏したいと、依頼された
曲が、江戸信吾の『RAIJIN (雷神)』。
頭文字の「R」をとったら『AIJIN(愛人)』だが、そんな
生易しい曲ではない。♪=160の速さで、4/4 から 6/8、そして
「7/8」。1,12,1,123、123,12,12。最後は三拍に八つ音を刻む。
「雷神」だから 気が狂ったような曲。とにかくすごいド迫力の
演奏だった。
最近の曲は、もう 常軌を逸している。だが、考えてみれば、
尺八の本曲も「1,2,3,4,」のリズムには嵌らない。楽譜に
正確に表そうとしても 表記不能だ。そういう「リズム」に
はまらない音楽があることを 西洋人に教えたのは、実は
「尺八家」だったかも。
そして Kさんが 独奏された曲が、坂本勉の『平城山変奏曲』。
『平城山』といえば、しとやかな、日本情緒豊かな曲と思って
いたが、けっこう激しい変曲だった。先日ブログで書いた
ばかりだが、この曲の歌詩は、激しく燃える恋心を歌った
ものだ。
いつもおしとやかなKさんだが、内に秘めた情熱はすごいものが
あるようだ。演奏の後会食がこれまたサプライズ。なんと、
“回転寿司”の出前。あのクルクル廻る機械を部屋の中にセット
して、板前さんが、次々と握って、送りだしてくれる。ネタは
「大トロ、中トロ、ウニ、イクラ、ボタンえび」と、普段
なかなか口にできない高級品ばかり。
もう目が廻った。イヤ、目が飛び出るようなパーティで、
多いに 楽しませていただきました。