先日のテレビ局ディレクターの問。「虚無僧は何のため?」に応えるべく
今の活動は「笑いあり涙ありの尺八漫談」。
「虚無僧が来る店は混むそうです」
「虚無僧怖そう」「北風吹いて虚無僧寒そう」
「虚無僧は僧であって僧でない」
「昼付けても今朝(袈裟)つけた」
などなどお寒いジョークを飛ばしている私だが、
年とるとギャグを言いたくなるらしい。「おやじ
ギャグ」と云われるように、ギャグを言うのは
年とった証拠だとか。
「人を怒らせたり泣かせるのは簡単。人に笑われる
ことも簡単。だけど、“笑っていただく”ことは
本当に難しい」とは、三遊亭歌る多さん。女性初の
真打だそうだ。
今落語が人気を盛り返しているらしい。人は笑いを
求めている。
「中年禿げやすく、髪生えがたし、一本の髪も軽んず
べからず」これはラジオで聞いたネタ。
(少年老い易く、学成り難し。一寸の光陰軽んずべからず)