現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

オリンピックは中止か

2020-03-14 22:42:42 | 社会問題

以前書いたブログです。

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「滝川クリステル」の「お・も・て・な・し」が「流行語大賞」に
選ばれたことで、今あらためて、「オリンピック招致IOC総会」
でのスピーチをネットで見てみました。

「滝川クリステルのスピーチが東京招致の決定打になった」とか、「東京招致の女神」などと賞賛の声が多い一方で、“不快”の声も。

「『お・も・て・な・し』の最後にみせた「合掌」に違和感。
日本人が手を合わせるのは 神・仏に祈る時か、死者に対して、また特別に悪い失敗をして謝罪する時、そして相手に媚びる時であって、人と人との対等の場で、挨拶の作法として手を合わせることはない。タイやインドなどと混同されて、合掌が日本人のふだんの挨拶のしぐさと誤解を招く」と。言われてみれば、その通り。

(あの演出は、イギリス人のコンサルタントの意向だったそうな)

その「おもてなしの例」として挙げた内容にも、私は「?」です。

まず「失くし物はほぼ確実に戻ってくる?」。
私は過去3回財布を失くしましたが、3回とも“出てきません”でした。

東京は世界で最も安全な都市?」。
秋葉原の無差別殺傷事件をはじめ、ひったくり事件は激増。都内の「ひったくり事件」は月150件以上だそうです。「安全神話」に騙されないよう、お気をつけください。

公共交通機関。街中の清潔さ?」。

名古屋と比較すると、渋谷はゴミだらけ、ホームレスのションベンの匂い。山手線の中にもホームレスがいて、とても座席に座る気にはなれません。

タクシーの運転手の親切さ?!」。

だいぶ昔の話ですが、
わざと遠回りして、料金をぶったくられたり、いかがわしい店や宿を紹介されたり、いやな体験を何度もしています。ですから、私は 今も 東京では 絶対タクシーには乗りません。今は改善されたのでしょうか。

安倍晋三首相」のプレゼン
「フクシマについてお案じの向きには、私から保証をいたします。状況は統御されています。東京には、いかなる悪影響にしろ、これまで及ぼしたことはなく、今後とも及ぼすことはありません」。

これも大嘘。嘘で招致したオリンピックにうすら寒さを感じたのは  私だけでしょうか。

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この時、私は、東京でオリンピックが開催されるというイメージがわきませんでした。

今まで、演奏会や大きな行事で、こういう気持ちになった時は、必ず 中止になってきました。

私と同じことを予言した人もいます。この招致発表の時、テレビ画面に黒いバッテンが見えた。これは開催されないという暗示だと。


小倉佳の次男は琵琶師

2020-03-14 13:34:50 | テレビ・映画・芸能人

「赤旗新聞」3/15 日曜版に 小倉佳とその次男の話が掲載されていました。

画像に含まれている可能性があるもの:3人

小倉佳といえば、「シクラメンのかほり」「愛燦燦」「夢芝居」「愛しき日々」「山河」などヒット曲を作詞・作曲。

東大卒で第一勧銀に入行。浜松支店長、本店財務サービス部長を歴任したエリートでありながらの音楽活動。「二足のわらじ」の成功者として私の憧れの人でした。

1993年49歳で銀行を退職。私も保険会社と尺八の二足のわらじで、50歳の誕生日に退職。似ているが雲泥の差。

ちなみに、本名は「神田紘爾(こうじ)」。芸名の「小椋」は、大学3年生の時に法律の勉強で福島県耶麻郡北塩原村の学生村に約2ヶ月間滞在中、周りの住民の姓のほとんどが「小椋」姓であったことにより命名したとのこと。北塩原村は会津盆地の東北から裏磐梯にかけての地区。たしかに「小椋」とは、林業に携わる人(木こり)の姓で会津には多い。私の大学の友達にも会津出身で「小椋」さんがいた。それだけに小椋佳には、より親近感があった。

そして、小椋佳の次男「宏司」さんが、なんと琵琶の製作師。それも、14歳で若年性脳梗塞を患い、植物人間の状態から10年の療養で奇跡の復活。それからの琵琶師と聞いて驚く。小椋佳子自身も胃がんを患っている。

小椋佳の父親も琵琶奏者で、小倉佳自身も 銀行を退職してから 琵琶を習い始めたようだ。実は私も今 琵琶を習い始めたからますます関心がある。

その宏司さんのお嫁さん(神田亜矢子)が、またなんと、琵琶のコンクールで日本一になったと云うから、琵琶一家だ。これから琵琶ブームが起きそう。私も70の手習い。尺八が吹けなくなったら、次は琵琶でござる。

「小椋佳 宏司 妻」の画像検索結果

 


慶応卒の芸人

2020-03-14 12:58:57 | 虚無僧日記

「第7世代」の登場もあって、新たなお笑いブームとなっている昨今。若手芸人のプロフィールに注目してみると、意外な事実に気がついた。それはズバリ、慶応義塾大出身の芸人が増えているのだ。

 

 お笑い界では、高校卒業後にプロダクションの養成所に入って芸人になるというキャリアが一般的だが、今や大卒芸人も珍しい存在ではなくなっている。むしろ、大学での経験を強みにする芸人も多くなってきているのだ。

「関西の大学は、サークル活動で落語研究会やお笑い研究会が多く、近年では大学生限定のお笑い大会も活発に行われています。在学中、もしくは卒業後に吉本に入るパターンも少なくない。関東圏だと大卒芸人は落研の強い明治大や早稲田大、生徒数も多く芸術学部のある日本大出身者などが多い印象です。高学歴芸人として有名なのはクイズ番組で活躍したロザン・宇治原史規さんが京都大卒、『やりすぎ都市伝説』などに出演していたお笑いコンビ・田畑藤本の藤本淳史さんは東京大卒として有名です」(民放バラエティ制作スタッフ)

 今、人気のお笑い第7世代でいえば霜降り明星・粗品が同志社大(中退)。ハナコ・岡部大は早稲田大卒だ。では、慶応大出身の芸人には誰がいるのか。

「最近だと昨年の『NHK新人お笑い大賞』で優勝したラフレクランの西村真二。慶応大を出て、一度、広島ホームテレビのアナウンサーになり3年ほど務めた後に芸人になったという異色の経歴です。また『キングオブコント』やバラエティ番組で存在感をみせているゾフィーの上田航平や昨年『マイナビ Laughter Nightチャンピオン大会 』で優勝した真空ジェシカの川北茂澄も慶応大卒ですね。あとは、空気階段の水川かたまりは、慶応大に入学した直後に中退しお笑いを志したそうです。さらに若手でいうと、令和ロマンはコンビ揃って慶応大卒で、同大学のお笑いサークルの出身。吉本の芸人養成所東京NSC を首席で卒業したという実力派です」(同)

 とはいえ、数年前までは慶応大出身の芸人はほとんどいなかった。ふかわりょう(45)は1994年、慶応在学中にデビューしたが、当時は芸人の学歴はあまりネタにされなかった。その後、バラエティなどで徐々にいじられキャラになり、慶應大卒という肩書がむしろ邪魔になっていったのかもしれない。

 TVウォッチャーの中村裕一氏は、慶応大出身の芸人についてこう分析する。

「ほかの慶応大芸人としては、かつて『号泣』というコンビを組んでいた、手相占いで有名な島田秀平が通信制の卒業生、『パンケーキ食べたい』で昨年プチブレイクした夢屋まさるが在学中、また、ロンブー・田村淳も大学院のメディアデザイン研究科に籍を置いています。一般の会社でも『早稲田閥』『慶応閥』という派閥があるように、お笑い界でも他と比べて目立つ存在になりつつあります。慶応大とお笑いとの相関関係を明確に定義するのは難しいですが、知的で他にはない視点・切り口を持ち、自ら先頭に立って道を切り開くというイメージがあるので、慶応大の校風を含め、大学生活を通じて培われる何かがあるのかもしれません。お笑い芸人も昔と違い、笑いにプラスアルファを求められる今の時代にあって、今後、慶応大芸人のニーズは高まっていくと思います」

■従来の芸人像を打破するオリラジ中田

 そして今、彼らが単なる高学歴芸人として終わらない時代になってきている。その代表格がオリエンタルラジオの中田敦彦だろう。

「オリラジのあっちゃんは在学中にNSCに入学し、卒業後すぐに人気が出たためすぐに“慶應大卒芸人”としても注目が集まった。クイズ番組への出演やトーク番組でのうんちく披露から徐々に“成功のメソッド”のようなトークが増えてきて、意識高い系から支持を集めていました。最近ではすっかり教育系ユーチューバーとして動画を配信したり、ビジネス系メディアで社会問題について討論したりするなど、ビジネス方面の展開で話題になっています。『中田敦彦のYouTube大学』はたびたび内容をめぐって炎上していますが、ファンも多く、再生回数もかなり多い」(放送作家)

 中田と似たケースではAO入試で入学した女性芸人・たかまつななもいる。現在、自ら会社を設立し、講演活動を始めとしたビジネスを手掛ける起業家として注目されており、本人も「お笑い界の池上彰」を目指しているという。

「あっちゃんやたかまつななのように、慶応大卒の芸人さんはお笑いの定義を変え、さまざまな方法で人を楽しませるビジネスに変換させていくことが得意なのかもしれません。芸人であってもビジネスマンとして顔出しで人を引きつける企画を立てたり、高いコミュニケーションスキルにあこがれている。経営戦略をたて、自己プロデュースをしながらビジネスをしていくこともまた、ひとつのタレント力です」(同)

 慶応大芸人がお笑い界をリードし、新風を巻き起こすかもしれない。(今市新之助)

 

 

 


時代劇と虚無僧

2020-03-14 12:54:44 | テレビ・映画・芸能人

スカパーで時代劇を見るのは「虚無僧」が登場しないか、それが関心事だからでもあります。

先日は『影狩り』を見ました。
1983年10月6日、フジテレビで放映されたもの。

徳川幕府は、諸大名の取潰しのため、隠密や忍者が諸大名の些細な落ち度を暴こうとして暗躍した。各藩では、隠密や忍者を“影”と称して恐れ、潜入してくる“影”を殲滅することだった。という設定。ドラマでは、『御槍拝借』と同じく
「森藩」と「影」との戦いになっている。

そして幕府の隠密が「虚無僧」姿だった。「虚無僧は幕府の隠密」と俗に言われているからでしょう。でもでも、このドラマでも明らかな通り、虚無僧姿でウロウロすれば、もう「幕府隠密」とバレバレ。虚無僧姿では目立ち過ぎ。

そして虚無僧が次々に襲いかかり切られる。虚無僧では脇差しか持てないし、天蓋や偈箱がブラブラして、動きが鈍る。とても 穏密活動できまい。

『水戸黄門』でも「虚無僧」がよく登場する。
「東野英治郎」の水戸黄門が虚無僧姿で登場し、「今日は、お忍びだから、かまわん」というようなセリフがあった。「お忍び」といっても目立ちすぎる、葵のご紋の印籠を下げた堂々とした立派な衣装の虚無僧でござった。


『子連れ狼』のラストシーンにも虚無僧が登場。
フジテレビ系の時代劇スペシャルで 1976年9月26日に放映されたもの。「拝一刀」は「萬屋錦之介」。「佐藤慶」が扮する「柳生烈堂」が、なんと虚無僧姿で現れる。黒光りする太い尺八と、尺八の音が「拝一刀」の最期を印象づける。

それにしても「柳生烈堂」が、なんで「虚無僧」姿で現れなければならないのか?そもそも「虚無僧」では「刀」は持てない。斬り合いになると尺八が突然「刀」に代わる。

『鳴門秘帖』でもそうだが、幕府隠密が阿波に潜入するのだが、「虚無僧」姿では海も泳いで渡れないだろうし、刀は隠せない。まるで手品だ。