ケアマネジメント業務を確立していく方法として制度として取り組んできた方法は研修や資格の設置で実現してきたが、この方法によってケアマネ個人の能力向上が実現したが、研修を受ける以外に他の者に波及していくことはなかった。この方法は確実に能力向上が期待されるが、時間がかかるという側面もある。時間をかけずに一定の成果をえる方法として業務の過程を洩れることなく履行するシステムを活用することは考えられないだろうか。
ケアマネの研修体制は今回の改正で制度としては整備され、その成果がみられると評価していいだろう。かたや業務の過程を履行させる方法についてはアセスメントのシートから計画書作成、利用表、提供票、給付管理票など一連の帳票は整っているように見られるが、ケアマネジメント業務全般を見た場合、若干の漏れがあることに気がつく。その漏れている帳票を整え、しかも確実にその過程を遂行していくようなシステムがあることによって一定水準のケアマネジメント業務が実現するのではないかと考えている。
いま考えるのは居宅介護支援事業におけるケアマネジメント基幹業務支援及び管理ソフトだが、このソフト化を実現し、実用に供したときに当初の狙い通りの効果がでるのか判定し、次のケアマネジメント業務の確立の方法につなげていきたいと考えている。
ソフト開発の目的はソフトを実現することではなく、ケアマネジメント業務が確実に行えるか、適正なケアマネジメントが行えるかという1点にある。
ケアマネの研修体制は今回の改正で制度としては整備され、その成果がみられると評価していいだろう。かたや業務の過程を履行させる方法についてはアセスメントのシートから計画書作成、利用表、提供票、給付管理票など一連の帳票は整っているように見られるが、ケアマネジメント業務全般を見た場合、若干の漏れがあることに気がつく。その漏れている帳票を整え、しかも確実にその過程を遂行していくようなシステムがあることによって一定水準のケアマネジメント業務が実現するのではないかと考えている。
いま考えるのは居宅介護支援事業におけるケアマネジメント基幹業務支援及び管理ソフトだが、このソフト化を実現し、実用に供したときに当初の狙い通りの効果がでるのか判定し、次のケアマネジメント業務の確立の方法につなげていきたいと考えている。
ソフト開発の目的はソフトを実現することではなく、ケアマネジメント業務が確実に行えるか、適正なケアマネジメントが行えるかという1点にある。