以前、テレビの番組の中でだったと思うのですが、
次のようなクイズがありました。
「さて、問題です。
島国日本において、上り坂と下り坂、いったいどちらが多いでしょうか。」
答えは簡単なのですが、時間がないとあせってしまって、
山があって、岡があって、山や岡への道は上がり坂と言う事になるし、
何て考えてしまって、時間がきて、アウトです。
皆さんは、分かりますよね。答えは同じです。
解説入らないかと思いますが、前を向いて進んでいる時は上がり坂でも、
後ろを向くと下り坂になります。
「道。」そのものに上がり坂も下り坂もないという事です。
この問題のポイントの一つは、
時間制限によって焦りを作り出し、人の思考を狭いエリアに誘い込むこと。
しかし、人間、焦りは禁物ですね。
あせって出す結論とか行動はロクでもないことが多いという事です。
そして、この問題は、ここに誘い込むのを確かにするために、
もう一つの策を施しています。
それは、問題の提案の仕方で、これ前提話法になっています。
催眠で言うところの≪ダブル・バインド≫という技法です。
「どちらが多いのか?」を問われていますので、
私も含めて、素直な人が多い日本では、こんな問いかけをされると、
思考は、上がり坂なのか、下り坂なのか、どっちだ?と動いてしまい、
もう一つの別の選択、「同じである。」に動きにくくなります。
このクイズは、この二つが合体していることで強力になっています。
この問題の後で思ったのですが、
「俺は今、上がり坂だ。俺は今、下り坂だ。」等と表現をすることがありますが、
落ち着いて考えてみれば、これもまたクイズと同じで、
次のように言えるのではないかと。
「人生において、上がり坂も下り坂もなく、
あるのは、そこにいる人の捉え方、感じ方の違いだけである。」てね。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計
次のようなクイズがありました。
「さて、問題です。
島国日本において、上り坂と下り坂、いったいどちらが多いでしょうか。」
答えは簡単なのですが、時間がないとあせってしまって、
山があって、岡があって、山や岡への道は上がり坂と言う事になるし、
何て考えてしまって、時間がきて、アウトです。
皆さんは、分かりますよね。答えは同じです。
解説入らないかと思いますが、前を向いて進んでいる時は上がり坂でも、
後ろを向くと下り坂になります。
「道。」そのものに上がり坂も下り坂もないという事です。
この問題のポイントの一つは、
時間制限によって焦りを作り出し、人の思考を狭いエリアに誘い込むこと。
しかし、人間、焦りは禁物ですね。
あせって出す結論とか行動はロクでもないことが多いという事です。
そして、この問題は、ここに誘い込むのを確かにするために、
もう一つの策を施しています。
それは、問題の提案の仕方で、これ前提話法になっています。
催眠で言うところの≪ダブル・バインド≫という技法です。
「どちらが多いのか?」を問われていますので、
私も含めて、素直な人が多い日本では、こんな問いかけをされると、
思考は、上がり坂なのか、下り坂なのか、どっちだ?と動いてしまい、
もう一つの別の選択、「同じである。」に動きにくくなります。
このクイズは、この二つが合体していることで強力になっています。
この問題の後で思ったのですが、
「俺は今、上がり坂だ。俺は今、下り坂だ。」等と表現をすることがありますが、
落ち着いて考えてみれば、これもまたクイズと同じで、
次のように言えるのではないかと。
「人生において、上がり坂も下り坂もなく、
あるのは、そこにいる人の捉え方、感じ方の違いだけである。」てね。
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