心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

人は安定を求めるもので

2009年10月20日 | 雑感・愚見
収まりが良いとか、形が整うとか、スッキリするとか、
人は気がかりなものを解消し安定を図る生き物ですし、
身体では、健康の状態を保とうとする恒常性ホルモンが働いています。

この本能的なもの、性というものを女性はついてくることが得意です。

おもむろに、奥さんや彼女に不機嫌そうな面持ちで、
「この前、私の友達が言ってたんだけど、
あなた、私に何か言うことがあるんじゃない?」

なんて不意を突かれるように言われてしまうと、
浮気をしているとか、なんか隠し事をしている男性なら、
バレてしまったのか!いや、絶対にバレていないはずだとか、
表面上は何とか平常心を保つことができても、
心の中はリオのカーニバルとなります。

嫌~な間が流れう中で、わずかな勇気を振り絞って
「何だよ、それ、どういう意味?俺には隠し事なんかないぞ。」
と言ったりしますが、
これはちょっとマズイ発言で、隠し事という言葉を使ってはいけません。

さらに女性からの沈黙攻撃を受けて、
「何だよ、本当に隠し事なんかしてないぞ。」
となんか言ったらさらにマズイです。
この本当という言葉はマズイ言葉です。

そして、ここで女性はさらなる追及をせずに、
私は知っているのよと言わんばかりの「ふ~ん。」攻撃とか、
「そういうこと言うんだ。」攻撃を浴びせてその場から離れていきます。

このスッキリとしない状況に置かれると、
安定の本能がうずき始め、なかなか、これをなだめることは大変です。
俗に言う、女性にカマをかけられているのですが、
やましいことが少しでもある男性にとっては、
このカマ攻撃は強烈な攻撃力を発揮します。

このカマ攻撃。男性が一つもやましいことがなかった場合には、
「最近、私のことを愛していると言ってくれていないよね。」
で済ますことができます。
だって女性が言ったことは「私に何か言うことがあるんじゃないの。」
これだけですから。相手の反応によってどうとでも対応を変えることが出来ます。

いや~、本当に恐ろしいものです。
この強烈な攻撃に対して上手く対応する手段はあるのか。
完璧、絶対の対応はないと思いますが、
世の男性方に一つの提案として「肉を切らして骨を断つ戦法。」

急所を外してみます。
「ごめん、悪かった、そんなに怒ってるとは知らなかった。」
なんていったん誤って、逆カマをかけてみるのはどうでしょうか。

女性がこれにつられて「浮気の相手は誰なの。言いなさい。」
女性の、この言葉がないのに浮気なんてしてない何て言うと、
ますます、怪しまれることになります。
この言葉があって初めて、
女性に、間違っているかもしれないという位置にに立ってもらうことが出来ます。

「えっ、浮気、何を言っているの、この前、お風呂掃除をさぼったことを
怒っているんじゃないの。謝らなければと思ってはいたんだけど。」
と返すと、証拠がないカマですから、

攻撃を続けるためには、友達が言っていたと嘘をつくか、
力技で押し切ることになると思いますが、
これは本人もどこかで見苦しいさを感じますし、無理があります。
カマでなくなると攻撃力は相当弱まっていますので、
攻撃を持続することも難しくなるのではないかと思うのです。

やましいことがない人は、堂々と「やっていない。」と言えば済みます。
これが一番です。

「正直者でいる方が良い、嘘をつくと大変な思いをする。
だって多くのことを覚えておく記憶力と、
全てにつじつまが合う構成力を必要とするからである。」

何て事を誰かが言っていたのを思い出しました。

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カテゴリー心理カウンセリング100回記念ブログとして、
この内容はどうなんだろう。。。

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