心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

改革派と保守派

2011年04月21日 | 心理カウンセリング


顕在意識は常に新しい情報を仕入れて、
現在により適応したやり方があるのなら、
それに変えようとします。

潜在意識は環境に最適とはいえないまでも
それまでの適応してきたやり方を順守しようとします。

この二つの意識が、それまでのやり方を貫くのか、
それとも新しい情報や考えを取り入れるのかを協議をし、
どうするのかを決定しているのですが、
時に協議が決裂し、互いのやり方を主張したままになる時があります。

このようなことは、大人になってから起きることもありますし、
子供の頃からずっと続いているものもあって、

例えば、
「社会人になってから人前で話す時に緊張が強くなった。」

このような場合のまずの原因は色々と考えられますが、
社会人になってからそれが起きたのではなく、
実は、それまではそのような機会が無かったり、
何となく避けることが出来ていたことで問題とならなかっただけである場合、

それまでは上手くこなしてきたけれども、
ある時に酷い失敗をしたことで、
また、やってしまうのではと思うことが原因であったり、

特に原因と言う原因が思い当たらないのに、
ある時から緊張が強くなり始め、機会ごとに緊張が強くなってしまった場合等、
様々です。

強い緊張を解消するには、一歩前に出ようとする気持ちと、
一歩、後ろに下がろうとする気持ちが互いに主張し合っている状態ですから、
一番簡単な解決方法は、断固としてそれを拒否することです。

しかし、その決定を改革派が反対します。

それならと、一歩前に出ようとすると
今度は、保守派がそれを反対します。

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