心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

悲しいことにノープラン

2017年04月03日 | 雑感・愚見

 

公共交通機関、特に電車に女性専用車両が導入されてから

もうどれ位経つのでしょうか。

巷では、この流れに抗っている人達もいるようで、

時折その様子の動画がアップされているようです。


この制度と言うか、

考えに反対している人達の言い分を聞くと

確かに筋が通っているように思いますし、

鉄道会社の意図を考えれば、

これまた筋が通っていると思えます。


私は、現在の割合は適当だと思っているので

不満も文句もありませんが、

これから後に、全体車両に占める女性専用車両の割合が

4割を超えてくるようなことがあると

反対派の仲間に一人が加わることになるかと思われます。


このトラブルは、気持ちや考えだけを取れば

一番厄介な正と正のトラブルです。

 

ここで問題解決のための案としてパッと思いつくのが、

女性専用車両の名称に無理があるので、

名称を女性優先車両とするのが適当だと思われますが、

それだと言葉に強さがなくなり、

運動の目的が、なし崩しとなることを危惧して

あえて強い言葉を使っているのだと思うので

名称変更に鉄道会社が同意することは難しいかと思われます。


反対運動をしている人達への疑問符は、

意図して女性専用車両に乗り込み、

車両内の女性とトラブルになってしまっていることで、

自分たちの行動の正当性を説き伏せる対象は、

乗客の女性ではなく鉄道会社なのではと思います。


勝手に解釈をさせてもらえば、

女性客とトラブルを起こすことで業務に負担を与え、

鉄道会社が女性専用車両を廃止することを

目指しているのではと解釈できます。


しかし、

このやり方だと女性乗客は犠牲者となってしまっているので

目的達成のためには、

女性乗客の犠牲者が出ることは厭わないかのような

反対派の現在のやり方には賛同できません。


あまり度が過ぎると、

専用車両撤廃のための運動ではなく

女性に喧嘩を吹っかけることが目的ではの疑念が生まれて

今いる賛同者が離れていくかもしれません。

 

私は、男性と女性のパーソナル・スペースの違いがあり、

あの満員電車の中にいる女性の大変さは、

男性の不快さよりも遥かに高いと思われるので

痴漢犯罪対策のことをどけても

今の程度の女性専用車両が有っても良いのかなと思っています。


なのですが、これは全く私個人の感覚や見解でしかなく、

双方が納得できて問題解決に結びつくことではないので

私には今の所全く良い落しどころが見当たらず、

誰か良いアイディアを持つ人が出てきて欲しいと

願うところです。


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