国会を騒がした森友問題が一段落したと思ったら
今度は共謀罪のようです。
森友問題も共謀罪も
国会で審議するに値するものだと思うのですが、
森友問題のように的外れな論議に終始しないように
願いたいのですが。。。
共謀罪は、
爆弾で死者が何人も出たり、
社会を大きく混乱させるような行為を
未然に取り締まることが出来るようにする法律のはずですから
その意味においては反対する理由がありません。
ただ、
野党やマスコミが言うところの
過剰適用や誤適用が横行する危険性があるというのも
理解できます。
でもこれって有名な刃物の話、
「刃物は非常に便利な道具にもなるし、
凶器にもなる。」と同じですよね。
共謀罪を成立させたい政府は、
道具として語り、
成立させたくない野党とマスコミは、
凶器として語る。
はたして共謀罪は、道具なのか凶器なのか
こんなのいくら時間をかけても平行線で
答えなど出るはずはありません。
このままでは森友問題と同じで
国会と世間をがやがやと騒がしただけで終わりそうな
嫌~な予感がします。
そして、
政府の示したままの形で採決となりそうで
それで良いのかと、大丈夫なのかと。。。
私は今の政府が共謀罪を
使うべきところに使ってくれるだろうと
信用することにしていますが、
法律は、一旦制定されれば残こり続ける怖さがあります。
ゆえに未来において
とんでもない政府が誕生した時に、
凶器として振り回される危険性があるので
互いに智慧を発揮して未来の危険を出来るだけ排除できるものを
制定してもらいたいと願っています。