森友問題の中心人物の籠池氏が
安倍総理の妻である昭恵氏が経営している飲食店に
事前連絡もなくマスコミを引き連れて
100万円を返却するためと訪れた時の一コマの件。
事前連絡もせずに、
しかもマスコミを引き連れての行為だけでもどうかと思いますが、
この時にマスコミのカメラに見せた100万円が
束ねたコーピー用紙に2枚の一万円札で挟んだ完全な偽物という落ち付き。
これって本人が考えたことなのか、
他の誰かが描いて籠池氏にさせたことなのか、
そして、
どのような策略があったのかもしれませんが、
あまりにも愚劣、醜悪な行為であり、
籠池氏とはそのような人なのだと印象付けてしまうことになります。
それ以上に、私のアンテナに引っかかったのが
偽造100万円の映像の部分だけを見事に編集で消し去っていた
ある報道機関がありました。
その報道機関にとっては、
その部分が映し出されるのはまずかったのでしょう。
ですが、そうなると
それはもう事実を伝える報道機関ではなく
印象操作をし国民を欺く機関、政治的な機関紙でしかありません。
本来の顔を覆面で隠しながら一般紙のようにふるまうのは
赤ずきんちゃんに登場するおばあちゃんに変装した狼のようで、
おぞましく感じます。
堂々と共産党の赤旗や公明党の公明新聞のように
堂々と機関紙としての旗を揚げている新聞社の方が
遥かに立派に思えます。
自らが崖っぷちから谷底へと一歩踏み出したかのような行動は、
今後、新しいスタートを切るときのことを思えば
大きなマイナスとなるのではと心配になるのですが、
やけっぱちになっちゃたんでしょうかねえ。
人間窮地に陥ったときこそ泥沼に入り込まぬよう
深呼吸をして冷静になり、折れるべき時には折れて、
譲るべき時には譲り、間違いを認め、失敗を認め、
執着をせず、仕切り直すことが出来るかどうかが
大切なことのように思うのです。