2002年南アフリカで男が民家に侵入。
そこに住む女性と鉢合わせし
首を絞めようとした刹那、
女性が気合一閃「よいさあっ!」
犯人の男は、強烈な反撃をくらって
頭の骨を折るなどの重傷を負いました。
女性は、空手二段の実力の
持ち主だったようです。
はえ~この女性、凄い!
どんな一撃を見舞ったのでしょうか。
固定されている瓦は割れても
人間の身体は違うんですよね。
女性からの強烈な攻撃を想定しておらず
心身共に全くの無防備の状態の所に食らったので
ここまでの破壊力となったんでしょうかね。
― 羽生善治 -
意表を突かれることに驚いてはいけない。
この泥棒の場合は、意表を突かれて
攻撃を食らった時点で勝負は終わっているので
将棋で考えると意表を突かれたと言うより
頓死を食らったとか
大ポカをやっちゃった感じでしょうか。
想定外のことが起きないようにと
色々な角度から検討して備えや対応策を
準備しておいたとしても
所詮は自然と身に付けた
思考の枠内で考えたことなので
想定外のことが起きてしまうことがあります。
しかし、想定外が致命的になる時は、
「まあ大丈夫だろう。」
「まあバレないだろう。」
「誤魔化せるだろう。」的に
たかをくくって怠っている場合が
多くあるんですよね。
ほんとに不思議なんですが、
そういうことをやってしまっている時に限って
それが起きてしまったりするものです。
ぱっと頭に浮かぶのが原発事故。
津波到達の予想が変更される前には
それが起きず、変更された数字を知って尚
まあそんなことは起きないだろうと
対策を怠るとそれが起きてしまう。
ほんと不思議です。
会議で資料を忘れた時に限って………。
彼女に後ろめたいことをした時に限って………。
ちょっと遅めに出た時に限って電車が遅延………。
国語の本を忘れた時に限って
授業で朗読の指名されたり、
校則違反のものを持ち込んだ日に限って
抜き打ちの持ち物検査があったり、
調べて確認するのを怠った時に限って
お目当ての京都ゴッホ展が休館日だったり。
給料前でピンチの時に限って
逆ナンされたり。
彼女とのデートの待ち合わせの
約束の時間に遅れそうな時に限って
途中に持病の癪で苦しむ老人がいたり。
色々と想定外のことが起きたりするものですが、
具体的な準備をしていることはもちろん
それらは起きることがあるもんだなんて
心の準備をしていれば
致命傷になることを防ぐことが出来ますし
怠りなき時には起きなかったりします。
しかし、ほんと不思議です。