「今、神戸の兵庫駅からなんです。」
2月某日の夜遅くに
東京にいるはずの友人から
突然の連絡をもらって驚いたの何のって。
「渡したいものがあるので
今からお邪魔しても良いですか。」
断る理由もないし、
むしろ歓迎ではあるのですが、
渡したいものって何なんだろう?
十分程度後に部屋のチャイムが鳴り、
笑顔の友人から手渡された物は、
餃子の王将の株主優待券と
食べ過ぎて太り過ぎないようにと
体重計も添えて。
私には、アルマーニのスーツより、
ナイキのスニーカーよりも有難い。
友人は、明日の夕方前には
東京へ帰る予定とのことで、
丁度明日の予定がなかった私は、
明日の帰りまでの時間を
神戸を一緒に楽しもうとお誘いして
布団にもぐり夢の世界へ。