心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

狂暴な猫

2024年04月04日 | 雑感・愚見

 

2006年 アメリカのコネチカット州で

近隣の住民6人を襲って傷を負わせた

猫の飼い主が起訴されました。

 

裁判所は、飼い主に『猫の自宅軟禁』を命じると共に

今後、猫が外出したら動物管理者に引き渡すとしました。

 

 

元々猫は気難しい動物なので

飼い猫と飼い主の場合は、共に暮らしていることで

色々なことが原因となって飼い主に本気噛みじゃないけれども

カブッと噛み付いたり引っかいたりはあるかと思うのですが、

 

街を闊歩する野良猫の場合は、

変にちょっかいを出さなければシャーシャーと

威嚇されることもないし襲ってもこないと思っていて

実際、そんな体験は一度もないし。

 

なので飼い主が猫にストレスが溜る飼い方をしているのか、

この猫が飼い主が良く見ている番組『野生の王国』に

登場する虎とかライオンに憧れて荒ぶっているのだろうと

勝手に結論付けたものの

ちょっと気になったので少し調べてみたら

 

犬や猫の『てんかん』発作によって

激しい攻撃を起こしている可能性が高いとされている

突発性攻撃行動というものがあるようです。

 

また脳機能に障害があることで

セロトニン(精神を安定させる)というホルモンが

生まれつき分泌され難かったり、

何らかの原因で分泌が少なくなってしまっていることが

あるとのことです。

 

となると、そこらで見かける野良猫の中には、

脳の機能に障害がある猫がいても不思議ではないし、

そのことで狂暴化している猫がいても不思議ではない。

 

私が今まで突然襲う猫に出会ったことがなかったのは、

たまたまでしかなかった………

たま たま たま たま たま 僕きゃん………♬

 

仮に狂暴猫が

てんかんとかセロトニンの分泌異常が原因だった場合、

狂暴猫の自宅軟禁云々という命令で

近隣の人は襲われる危険性を回避できますが

飼い主は、大変。で済んだのかな?

 

アメリカの裁判所なのですから

えっそんなことでそこまでの賠償金命令って

驚くようなことが普通にあるので

被害者の近隣住民への賠償が驚くような額が

命じられたとしても、もう驚きません。

 

アメリカの弁護士の中には、

悪く言うと何かお金になりそうな事案を発見したら

被害者を焚きつけて大きな賠償金を狙うゴロツキ弁護士、

良く言うと弱者救済の敏腕弁護士がいるので、

 

アメリカでは、いつ被告席に座らされるかもしれず

弁護士の主張に説得された裁判官が振るう

打ち出の小槌の破壊力が凄まじい。

 

発砲音が珍しくないことも怖いですが、

思いがけない出来事で民事事件の被告となり

大きな落とし穴に突き落とされるかもしれないのも怖い。

 

狂暴猫の飼い主が告訴されたということは、

狂暴猫に襲われた近隣の住民が告訴したのか、

相談を受けた警察によって問題の決着は、

裁判でが一番良いだろうとなったのか分かりませんが、

 

近隣住民が感染症などになっていなかったとしたら

狂暴猫が自宅軟禁処分の裁判結果となり、

飼い主は、被害者の自宅を

お詫びの品を持って謝罪して回り、

 

被害者も飼い主への高額慰謝料請求などで事を荒立てずに

その謝罪を受け入れるで、しゃんしゃんとなって欲しいなあ。

 

 

 

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