心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

悔しさ

2012年07月24日 | 行動選択


敗れて、失敗して、叶わず、打ちのめされて、

大人の自分が、悔しくて

人知れず、あるいは人前で涙を流す。



勝利し、成功し、叶い、掴み取り、

神にそれに値する人間であることを

選ばれ、許され、認められ、受け入れられたかのように

人知れず、人目をはばかることもなく涙する。



何かの行動を起こす時には、

それが上手くいかなかった時のリスクへの対処方も

頭に入れて行動を起こすことが大切です。



だからと言って、

それは、決して上手くいかなかった時の良い訳のために

準備するものではありません。



どうせ、たかが、しょせん、やっぱり、

べつに、どうってことはない、あいつと私とはモノが違う。

等の言葉を懐に忍ばせていないだろうか。



また、それを全く準備しないまま行動を起こすのは、

豪胆、勇者、冒険者、開拓者でも何でもなく、

単なる自殺行為、自虐行為、自傷行為と等しくなります。



その人が、無茶苦茶な立ち振る舞いや要求ばかりを

自分に突き付けるのは、

「俺を嫌ってくれ!」であり、

その人が、あまりにも危険な綱渡り行為を続けているのは、

「こんな自分を壊してやる!」で、

これは、退路を断つと同じ意味ではないのです。



脱出の扉を準備をしながらも、

それに向かう時には、全身全霊で、本気で、必死で、子供のように。

ゆえに勝利した時、掴みとった時には、

地鳴りのような心の震えや、全ての細胞が弾け飛ぶような喜びに涙し、

それが叶わず、打ちのめされた時には、

怒りにも似た悔しさに涙する。



この涙が、自分を強くさせる。

自分をグググと成長させる一番の栄養源となると思うのです。

しかも、感動的で美しい。


催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


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