私にとって十三歳は、遥か昔ではあるものの
僅かでも授かったはずの智慧と福徳を無くさぬように
後ろを振り向かずに法輪寺の石段をゆっくりと降ります。
峯嵐堂 渡月橋本店
涼を求めて辿り着いたお店が
峯嵐堂 渡月橋本店。
実はこちらのお店、もう何年前でしょうか。
京都名所巡りを始めた頃に
阪急嵐山駅への帰路に友人と立ち寄り
わらびもちを頂いたことがあります。
豆菓子
商品棚に陳列された
色とりどりの美味しそうな豆菓子。
お土産に喜ばれること間違いなしかな。
ふたつみっつ購入したくなりますが
行きの道中の手荷物になるので
拝見だけさせてもらいました。
京都を感じる器で提供されたかき氷の値段は、
観光地なのに５５０円とリーズナブル。
サービスで頂いた白い器に入っためかぶ茶。
今の私に熱いお茶なんて
もっての外のはずなのに美味しかった。
身体の外側は、涼しい室温で、
身体の内側は、ひと掬いひと掬いのかき氷が
沸騰寸前だった私の身体を元に戻していきます。
ああ砂漠のオアシスやあ～。
嵐山通船 南乗り場＆星のや京都 舟待合
遊覧船で食事をしながら両岸の景色を愉しんだり、
星のやホテルまでの短い船旅を愉しんだり、
いつか贅沢な時間を過ごしたいなあ。
嵐山 人力者（えびす屋）
今まで人力車を利用したことがない私。
体重計の針が９時以下を示すようにならないと
どうしても気が引けるんですよね。
嵐山公園 石標
阪急嵐山駅から渡月橋までの
いつものルートは、
嵐山公園石標左に見える桂川沿いの道。
嵐山と渡月橋
渡月橋に流れる涼しげな風に吹かれます。
桂川からの贈り物ですね。
渡月橋から 桂川
ああ海パン一丁で下の桂川に身体を横たえると
絶対に気持ち良いだろうなあ。
夏のこの時期、全国の綺麗な水が流れる川では
遊泳する人達の様子が見られますが、
桂川では見たことも聞いたこともありませんから
水質が悪いとか、遊泳が禁止されているとか、
何らかの理由があるのでしょうね。
渡月橋と同じく嵐山の街中の人通りも疎らです。
いつもの早朝の時間帯じゃなくて
現在の時刻は、午後１１時を過ぎています。
もしかしてだけど。
もしかしてだけど。
私が嵐山を訪れることを知った人達が
私に快適に過ごしてもらうために
嵐山界隈に足を伸ばすことを
遠慮しているんじゃないの？
嵐山本線 嵐山駅
嵐山本線 嵐山駅から次の目的地に向かいます。
通常は人でごった返す
嵐山本線の嵐山駅も御覧の通り。
嵐山本線 荒電車両
荒電の車両と走行時の様々な音、
そして、車窓からの景観が京都のお気に入りの一つ。
荒電のレトロ感が堪らなく好きなんですよね。
学校終わりに同級生達と走り回って遊んで
家に帰ったら夕食が出来ていた。
何度も荒電に乗車している内に
あの頃の校庭や近くの山や神社、
夕食の匂いが漂う玄関に戻れるんじゃないかって
そんな気分にさせてくれるっす。
でガタン、ゴトンと荒電に揺られて
次の目的地、御室仁和寺駅に到着。
旧邸御室
今年は、７月の一ヶ月間だけ
特別公開が実施された旧邸御室は、
世界遺産仁和寺とは反対側、
御室仁和寺駅の南側の国指定名勝双ヶ岡の
裾野の住宅街の一角にあります。
