心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

仙洞御所

2018年10月22日 | 名所めぐり(京都)

最初の計画では、京都迎賓の次は、

相国寺の特別拝観へ向かう予定でしたが、

急遽予定変更をして

仙洞御所を観覧することになりました。


仙洞御所は、前々から興味があったのですが、

事前申し込みであるとか、

当日受付が午後から三枠で

各枠の人数が35名であるとか、

なにやら面倒そうなので

仙洞御所を最優先にと気合が入る時の

楽しみとしていました。


午後1時過ぎに迎賓館の近くまで来た時に、

仙洞御所の当日受付を発見!

受付の人に尋ねてみると最終の15時30分に

あと数人観覧可能とのこと。


しかも無料とのこと。

 

15時30分まで2時間強あるので

迎賓館観覧を終えてから来れば、

丁度良い時間だと喜び勇んで申し込み完了。


思いがけない幸運に遭遇して

にこにこ顔で迎賓館へ向かう道中、友人から

「相国寺の特別公開、どうすんの?」

「うあああああああああ。」

私のもう一つのメインにしていた相国寺のことが

完全に頭から飛んでいました。

 

 京都御所

迎賓館の観覧を終えて仙洞御所へと戻ってきました。

仙洞御所の観覧入り口から御所が見えます。

現在、京都御所も事前申し込み不要の公開期間の真っ最中です。

 

京都御所 建春門

京都御所も大いに気になるのですが、

今日は、御所は御所でも仙洞御所の観覧です。

 

仙洞御所

仙洞御所は、皇位を退かれた天皇(上皇、院)の御所で

後水尾上皇の御所として江戸時代初期に完成したもので、

築地塀の上の瓦には、菊の御紋が刻まれています。


現在の仙洞御所には、二つの茶室以外には御殿等の建物はなく

雄大な庭園だけが残されています。

 

仙洞御所の観覧の前に参観者休所に通され

仙洞御所の説明と注意事項の映像を見終わると、

50名ほどの参観者に一名のガイドが付いて

いよいよ約60分の参観がスタートです。

 

京都大宮御所 御車寄

最初に出会うのが大宮御所です。

大宮御所は、皇太后の御所のことで、

大宮御所の敷地は、仙洞御所の北の並びに位置します。


現在は、天皇皇后両陛下や皇太子両妃殿下が

入洛された際の御宿舎として用いられていて、

過去には、チャールズ皇太子とダイアナ妃の御宿舎としても

用いられたことがあるそうです。

 

大宮御所の車寄せは、他では見られない3連の屋根です。

外側の様式は純和風の建築物ですが、

内側はシャンデリア等の洋風の装いも採用されているようです。


仙洞御所

現在の仙洞御所の敷地は、写真のように松林になっています。


赤枠の部分が仙洞御所。

北隣りのピンク色の部分が大宮御所。             

 南

 


大宮御所御常御殿と南庭

南庭には、紅梅、白梅、竹林、松が植樹されていて

「松竹梅の庭」とも伝えられています。


私達が参観したグループは、

中国系の人達が半分以上、

欧州系の人が1割程度の割合だったのですが、

参観者全員が日本の美を写真に撮る撮る状態で、

外国の人が日本の美を撮る撮るしている姿を見ると

何だか嬉しくなります。

 

北池

この池、かなり広いし深さもありそうなんですよね。

元々あった池を利用したんでしょうか。

 

大宮御所を参観していた時には、

まだいなかったと思うのですが、

いつの間にやら皇宮警察官が数名同行していました。(お疲れ様です。)


土橋

この辺りで徐々に参観者の列が間延びし始めて。。。

皇宮警察官が「遅れていますよ。」と、

前に進むことを要求してきます。

 

何故、そう言うのか分かります。

分かりますが、そう言われてもです。


一期一会の心理状態なので

皇宮警察官の圧に少し抵抗しながら

そして、少し従って進むのでした。

庭園を丁寧に説明してくれるガイドさんから

どんどん遅れて説明を聞くことが出来ず、

以前の田淵庭園の時と同じ状態です。


紅葉橋

この橋の右側は北池、左側には南池が広がります。

この橋、秋が深まると赤色で包まれます。


八つ橋

 

州浜

11万1千個の玉石が敷き詰められた州浜の玉石は、

玉石一個につき米一升の約束で運ばせたとの伝承があり、

「一升石」の別名があります。


八つ橋

八つ橋は、藤棚に覆われています。



茶亭 醒花亭

庭園の最も南に位置して、

南池を一望出来るように建てられています。


州浜と桜木

醒花亭の前の州浜に沿って伸びる道は、

桜の馬場と呼ばれていて

仙洞十景の一つに「醒花亭の桜」としてあげられています。


 

柿本社

州浜の玉石をバックにして記念撮影。


 

北門

私達が仙洞御所に入場した北門です。


仙洞御所の参観を終えての感想ですが、

庭園は素晴らしく複数の箇所でしばらく留まり、

その景観を愛でたくなりますが、

先へと進むことを求められるので、


お皿に盛られた豪華な料理を一口食べたら

次の料理へと進むような感じで満腹感は得られますが、

なんかこう満足し切れない何かが残ります。


その何かを消すには、う~ん。

何度か参観するしかないかな。


ここ仙洞御所と同じように広い敷地を有していた

四国の栗林公園(もしかすると日本一の庭園)は、

設計図に沿って池が造られ、

一本一本の樹が植えられている庭園で、


仙洞御所の庭園は、

自然のままの池や木々を活かして作庭した庭園です。

(全くの私の主観です。)


只今の時刻は、午後4時30分過ぎ。

多くの寺院は参拝受付が午後4時までなので、

阪急の烏丸駅に行く道中に一つ有名な所があるので

期待薄ですが立ち寄ってみて

今回の京都名所巡りは終わりです。


六角堂

まだまだ十二分に明るいんだけどなあ。

京都のヘソと呼ばれ、生け花発祥の地の六角堂は、

僅かな期待も空しく御覧の通りに閉門していました。

さあ帰ろ。

 

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