心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

京都 詩仙堂

2018年11月21日 | 名所めぐり(京都)

 

例年、京都の紅葉真っ盛りになる日には、

ちょっとばかり早いのですが、

ネットの紅葉便りに掲載されている寺院の

ほぼ7割に見頃サインが出たので

待ち切れずに出発しました。

 

少しばかりの不安を感じているのは、

京都紅葉の便りのサイトに、

今回、私達が紅葉の名所巡りとして選んだ洛北の寺院が

掲載されていないので情報が全くないまま見切り発車の

出たとこ勝負になることです。

 

 

 

叡山電鉄

 

出町柳駅で叡山電鉄に乗り換えて、一乗寺へ向かいます。

 

一乗寺よりさらに北上すると、

叡山電鉄の有名な紅葉のトンネルを体験出来るのですが、 

今回の目的は詩仙堂なので一乗寺で下車します。

 

 

 

一乗寺 中谷

 

一乗寺駅から詩仙堂へ続く一直線の経路に

和菓子・洋菓子の中谷があります。

 

 

 

中谷の絹ごし緑茶てぃらみす

 

ここ中谷は、和菓子「丁稚羊羹」の老舗なのですが、

現在は、和菓子店と洋菓子店が同居していて、

テレビでも紹介された「絹ごし緑茶てぃらみす」が

もう一つの中谷おススメの商品のようです。

 

 

 

絹ごし緑茶てぃらみすセット

 

「絹ごし緑茶てぃらみす」に、

飲み物(珈琲or紅茶or抹茶or煎茶)付きを注文。

 

今日の肌寒い天候が影響したのかも知れませんが、

ここで飲んだ抹茶が和洋菓子の美味しさに

負けず劣らずの美味しさで、

今まで京都で飲んできた抹茶の中で一番かもです。

 

 

 

一乗寺 下り松

 

剣豪・宮本武蔵が吉岡道場一門と決闘したのが

この下り松の場所だと言われています。

(現在の松は、4代目だそうです。)

 

宮本武蔵が吉岡道場一門との決闘に向かう際に

神頼みをしようと神社に立ち寄りますが、

本殿の前に立った時に神仏に頼ろうとした

自分の弱さに気が付いてお参りをせずに

決闘に向かいます。

 

「我、神仏を尊んで神仏を恃まず。」

 

その宮本武蔵が立ち寄ったとされる

八大神社も詩仙堂の近くにあります。

 

 

 

凹凸窠(おうとつか)詩仙堂 

 

ここ詩仙堂は、正式には凹凸窠と言い、

詩仙堂は、凹凸窠の中心にある

建物の一室の名称なのだそうです。

 

 

 

詩仙堂 参道

 

私の友人が、写真奥の首長龍のような影を発見して

「恐竜がいる!恐竜がいる!」と、

前に進むことを躊躇しています。

 

 

 

老梅関(ろうばいかん)

 

凹凸窠の中心の建物「詩仙堂(書院)」の前には、

老梅関(ろうばいかん)と呼ばれる小さな門があります。

 

 

 

詩仙堂(書院)の雲形の窓

 

 

 

凹凸窠門

 

 

 

老梅関(ろうばいかん)裏手

 

拝観受付をすまして詩仙堂内へと入ると、

ご本尊が祀られている仏間があり、

その仏間の先にあるのが、詩仙の間です。

 

 

 

詩仙の間

 

詩仙の間の壁には、

獅子が子を谷に落とす図のある扇形の壁間窓と、

その上方に中国の詩人三十六人の画像および詩の額が

四周に掲げられています。

 

拝観受付で建物内部の写真撮影は、

ご遠慮下さいと言われていたので、

それらの画像は残せていません。

 

 

 

詩仙の間の書院南庭

 

 

 

 

 

 

書院広間から書院南庭

 

詩仙堂は、書院南庭に配された丸く刈り込まれたサツキが

一斉に開花する5月~6月頃と、紅葉の時期が特に美しく、

その時期は、拝観する人で賑わいます。

 

 

 

 

私達が訪れた日は、葉が赤く色付き始めた頃で、

拝観に訪れている人は、それほど多くありません。

 

紅葉真っ盛りの詩仙堂・書院南庭は、

どのような姿を見せてくれるのだろうか。

 

でも思うのですが、この庭の紅葉は、

今日の程度でも十分に美しく感じますし、

もしかすると一番似合っているような気もします。

 

 

 

読書の間から書院南庭

 

詩仙の間の東隣の部屋、読書の間からの書院南庭。

右の建物は、先ほどまで居た書院の広間です。

 

 

 

土蔵

 

 

 

膏盲泉(こうこうせん)

 

膏肓とは、薬も効かぬ所という意で、

深い井戸のことのようです。

 

 

 

嘯月楼(しょうげつろう)

 

書院の屋根の上には、

嘯月楼(しょうげつろう)と言われる建造物が見えます。

 

 

 

詩仙堂・百花塢(ひゃくかのう)

 

書院南庭から石段を下りると、

百花塢(ひゃくかのう)と呼ばれる庭園が広がっています。

ここに百花を配したので百花塢と言い、

塢とは土手の意だそうです。

 

 

 

 

この辺りの木は、

上部の葉は赤く色付いていましたが、ほぼ青葉です。

 

 

 

千両の花

 

千両の木があるなら万両の木もあるはずと、

少し探してみましたが発見には至らず。

 

 

 

茶室 残月軒

 

 

 

わらべ地蔵

 

 

 

座禅堂「十方名峰閣」

 

 

 

座禅堂前庭 九重の塔

 

詩仙堂の書院南庭は、平庭に白砂が敷き詰められ、

丸く刈り込まれたサツキが配された小さな庭で、

今まで鑑賞してきた庭と比べると、

特に何でもない小さな庭のはずなんですよね。

 

ところが、その何でもない小さな庭から

他の寺院の立派な庭と比べても

遜色のない輝きを感じるのが不思議です。

 

 

 

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