世の中には、悪人なんぞはおらず、
悪い行いをする人がいるだけなのだそうです。
2018年の6月、アメリカのオハイオ州で
銀行強盗が現金を強奪した後に、
ATMの中の現金も出せと要求し、
行員に機械の中から現金を出すには
運転免許証が必要と言われ、素直に提示。
後日逮捕されたそうです。
まさかまさかの免許証提示。
この強盗、大バカ者なのか、素直なのか、
要求した行員も免許証を提示されて
心の中で、「えっ?」
後日、銀行強盗の成功を喜んでいた男の家に、
警察官が突入して、犯人の男は「えっ?」
時間が無いのに欲張ったことで
焦ってはいたのでしょうが、
行員が、とっさに放った見過ごしようのない
あまりにも大きな落とし穴にすんなりと落ちた強盗。
この強盗、悪い行いをしちゃった人ですが、
私には、根っからの悪人とは思えないんですよね。
この素直さを持ちながら犯罪人生を続けるのは、
下駄をはいて陸上競技をするようなものですから、
これを機会に改心するしかないことに
気が付いて欲しいものです。
そして、
次の人は、ただの間抜けな男が起こした事件。
2006年、オーストリア南部で、
一人の男が銀行の建物と間違えて、
町の公会堂に押し入ったものの、
空気銃で脅した女性に間違いを指摘されて
「えっ?」
何も取らずに逃走。
フィンガーボールの水を飲んでしまう以上の
罰の悪さですね。これは。
そして、最後は、やっぱり悪いことは出来ないって話。
1979年の福岡市で、
留守の家に侵入し、盗んだ貯金通帳と印鑑を持って
お金を引き出しに郵便局の窓口へ、
窓口で対応した郵便局員は、
その貯金通帳と印鑑の本来の持ち主。
即通報で駆け付けた警官に取り囲まれて、
犯人は、「えっ?」
裸の二人が汗まみれで、くんずほぐれつの写真と言われ、
スケベ心で購入して家でウキウキして封筒を開けてみたら、
大相撲の取り組みの写真だった時の心境?