1月の10日は、七福神の一人として知られている
漁業、商売繁盛、五穀豊穣の神様『恵比須(戎)』様のお祭りで、
9日を宵戎、10日を本戎、11日を残り福と言います。
西日本では広く知られているお祭りで
関東の酉の市と同じような感じで
境内では枝先に縁起物を飾った福笹、
沿道の屋台では縁起物の熊手等が販売されて
お正月のおめでたい気分の流れの影響があるのか、
毎年大勢の参拝者で賑わいます。
私なんかは、10日戎までがお正月だと
勝手に思っている位なんですよね。
兵庫駅の南側にある柳原蛭子神社も
かなり大勢の参拝者が集う戎神社の一つで
いつもなら兵庫駅の南側から柳原蛭子神社まで
沿道の両側に多くの露店がびっしりと並び、
大勢の参拝者で賑わっています。
新型コロナウイルスの勢いが再び増してきていることもあって
参拝者が多いようなら引き返すつもりで
残り福の11日の夜に足を運んでみました。
兵庫駅の南側直ぐから立ち並ぶ露店の姿はなく
参拝者らしい数も少ないようなので
もう少し先へもう少し先へと足を進めて
柳原蛭子神社の大鳥居前までやってきました。
柳原蛭子神社 大鳥居
普通は、この大鳥居が有る所が正面参拝口だと思うのですが
現在の柳原蛭子神社の建物の並びからしても
ここは裏口のような感じで参拝者の流れもそうなっています。
大黒天 福海寺
室町幕府を開いた足利尊氏との縁があるとされる
柳原蛭子神社に隣接する『大黒天福海寺』も
毎年1月9日、10日、11日に
柳原十日戎大祭の大黒祭が開催されます。
柳原蛭子神社 鳥居
柳原蛭子神社の10日戎は、大鳥居の反対側の
こちらの鳥居から境内に入ります。
いつもなら埼京線の車内並みに込み合っているのですが
参拝者の姿も疎らのようなので境内へと入り参拝することに。
神楽殿
いつもなら巫女舞が見られる神楽殿には
奉納されたお魚が並べられていました。
社務所 福笹
境内の参拝者の数は、境内の広さから考えると
これ位が参拝するには丁度良いかと思うのですよね。
御社殿
皆様にとって
昨年以上の良い年となりますように。