神戸ポートタワーの展望デッキの次に向かったのは、
神戸ポートタワーに隣接しているホテルオークラ神戸。
ここを訪れたのは、
ホテル内のカフェでプチ贅沢気分を味わうためではなく
宿泊をするために訪れた訳でもありません。
ここを訪れたのは、ある人の結婚披露宴の時以来です。
まずは宿泊客かのように大きな顔をして
広々としたロビーに置かれた椅子にどかっと腰を下ろして一休み。
目の前の大きな窓から見える美しい日本庭園は、
昭和の東京を代表する作庭家の岩城百太郎の興した岩城造園の作庭。
この日本庭園は、宿泊客以外でも散策可能で
コンシュルジュカウンターで日本庭園散策の希望を伝えてから
日本庭園の散策に向かいます。
日本庭園の散策をする際に、
フロントやコンシュルジュカウンターで
その旨を伝えなくても良いのかも知れませんが、
なんかこう気持ちの収まりが悪いんでね。
ホテルオークラ神戸の日本庭園は、
神戸ポートタワーと神戸海洋博物館を借景にした
池泉回遊式庭園となっています。
芝生内への立ち入り禁止する注意書きも見当たらず、
緋毛氈を掛けられた縁台があるし、
コンシュルジュ・カウンターでも言われてなかったので侵入ぅ。
州浜のある池には、滝から水が流れ落ちています。
日本庭園では、梅、桜、ツツジ等の四季折々の景色が楽しめるとのこと。
庭園に滝の流れ落ちる音が心地良く響きます。
この日のこの時間帯に庭園を散策する人は、
私の他には誰もいないので貸し切り状態で
何だか申し訳ない感じ。
日本庭園から施設の建物の向こうに
神戸ポートタワーが顔を出しています。
神戸ポートタワーを借景にする発想は、ユニークではありますが、
これ意図して借景にしたのか、借景にせざる得なかったのか、
はたして………
石塔を横目に奥に進むと神戸ポートタワーがより近くなり
先ほど私がいた展望デッキにいる人が見えたので
手を振ったら手を振り返してくれたのですが
あれ私に対してなのかどうかは確かめようがありません。
この日本庭園は、池泉回遊式庭園となっているのですが
この日はなのか、常になのか分かりませんが、
庭園の後ろ側へと回り込めなかったのが残念です。
今回も私の趣味である名所巡りにお付き合い下さり、
ありがとうございます。
ここ数回の名所巡りは、日中の暑さから遠出をする気になれず、
ならばと後回しにしていた近場を巡っています。
次回の名所巡りの際にもお付き合いして頂ければ、
嬉しく思いますし、友人、知人、親兄弟、親戚等を
お誘い頂ければと………