2016年3月 韓国の釜山市内で
一台の路線バスの46歳の運転手が
隣の車線を走っていた路線バスに
停留所に留まるための路線変更を邪魔をされ激怒。
1キロに渡り追い回し、車体をぶつける等の
危険運転をしたとして検挙されました。
路線バス運転手のブチ切れ繋がりで
1984年 ノルウェーのオスロの中心部を走る
路線バスの運転手が乗客から
降車ボタンを押されたことに逆上して市内を暴走。
路線バスは約6㎞走って停止。
乗客は、ドアをこじ開けて脱出しました。
公共交通の運転手は、一定の運転技術を要していて
乗客の安全を第一に運転をしてくれると信じて
命を預けて乗車しているとは思いますが、
乗客のことなど忘れてブチ切れて
暴走する人間が路線バスを運転しているなんて
乗客の誰もが疑いもしてなかったはず。
まさかと思うことが起きるもので
当たり前と思っていることが
実は脆いものなのかも知れません。
ボタン繋がりで
1995年ノルウェーからオーロラ観測のロケットが
打ち上げられた直後、ロシアの核ミサイルのボタンを持つ
二人の高官が自国を攻撃する核ミサイルと勘違いして
核ミサイルのボタンを押したそうです。
ロシアの核ミサイルを発射するには
その2名に加えて大統領が押すことで発射されるのですが
当時のロシア大統領のボリス・エリツィンが
相対している西側諸国と言えども
こんなに突然に核攻撃をするはずがないと信じ
ボタンを押すことを断固として拒否したことで
発射されずに済んだとのこと。
ノルウェーは、事前にロシア大使館に
その旨と意図を伝えていましたが
ロシア本国に伝わっていなかったとのことです。
しかしまあ知らないところで
そんなことがあったとは驚きです。
路線バスの運転手がブチ切れたなんて話と
レベルが全く違って人類が滅亡していたかもの話です。
こんな話を聞くと世界から核兵器を廃絶して
どの国もどの組織にも製造させないよう
世界で監視すればより危険が減りそうですが
今の抑止力で核兵器を使用しない体制の方が
現実的に安心が得られると感じているので
まあ無理なんでしょうね。
しかし、妻の誕生日を忘れることはあっても
今日の晩飯は、いらないと伝えることを忘れることはあっても
こんな超・超・超重要な事を絶対に
伝え忘れるなんてことがあってはならないのですが
当時のロシア大使館の奴らは、
ウオッカを飲んで酔っ払い仕事をしていたのかと
疑ってしまいます。
たった数人の愚かな人間の下で
今の私達は生かされているのかと思うと
何とかならないものかと切に願うばかりです。
しかし、ボリス・エリツィンGJ!