心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

性嗜好障害

2024年01月05日 | 雑感・愚見

 

1929年 

埼玉県で女性の元に届いた差出人不明の手紙には、

「あなたの腰巻を物干し竿一杯に干して欲しい。」

と書かれていました。

 

手紙を受け取った女性は、警察の監視の元、

手紙の内容の通りにしたところ、

盗みに現れたのは11歳の少年だった。

 

 

現場に姿を現したのが11歳かあ。

11歳は、小学5年生位かな。

 

かまいたちのコントで

好きな女の子のレコーダーを舐め舐めし、

ブルマを着用するなんて場面があります。

 

全国で探せばいるのでしょうけど

レコーダー舐め舐めなんてのは、

私の小学生の頃はもちろん、

中学、高校でも聞いたことがないので

学校伝説クラスの話かと思うのです。

 

舐め舐めなんてのは無いにしても

大好きな女の子にうま~く話しを持ち掛けて

女の子の消しゴムとか鉛筆とかを

何かと交換して手に入れるのはあるかと。

 

あれも深く手繰れば

性的な気持ちに繋がっていくのでしょうけど

リビドーそのものの欲求や願望に突き動かされる前の

もっと純粋でシンプルに好きな女の子を

近くに感じていたいという想いだけなんだと思うんです。

 

11歳の男子が同級生の女子ではなくて

そこそこ年上の女性の腰巻ってのがあれですが

11歳の男の子ですからね。

消しゴム的な気持ちだったと思いたいかな。

 

あるいは性的な対象ではなくて

母親の愛情を求めてだったとしたら

家庭での温もりや愛情不足を示しているのかも。

 

でもまあ男の子の事情はどうであれ

得体の知らない人間から

気持ち悪い手紙を送られた女性からしたら

かなり怖かったことでしょう。

 

性欲の抑制や抑圧がある程度成功していたり

ストレスに塗れていたりすると

性欲が違った形で現れることがあるのですが、

 

人間のこのような癖は、

1929年どころか大昔からあるはずなので

大昔には、知恵の木の葉(イチジクの葉)を

物干し一杯に干して欲しいなんてやり取りが

大昔にはあったのかもね。

 

想いを抱く相手の所有する消しゴム等の所有物を

代替として恋心を満たすことや

性愛的に相手を強く感じることができる衣類や下着を

代替として性愛行為に及ぶ場合があります。

 

少なくとも半年以上に渡り、

不特定多数の女性の下着等に強く性的に興奮したり、

性的衝動と抑制しようとする気持ちとの間で

著しい精神的苦痛を感じたり、

 

社会的な問題行動をとってしまう場合には、

深刻な状態で性嗜好障害とか性嗜好異常と、

診断されることになるようですが

こんなの診断を受けなくても問題かどうかは、

一目瞭然ですよね。

 

大事なこととして問題なのは、

迷惑行為が問題なのであって

この少年の性嗜好が問題なんじゃないと

私は、思う次第です。

 

どんな性癖であろうと自分と相手が

密かに楽しめるのであるのなら

それは単なるその人達の個性的な性行為にしか過ぎません。

 

 

 

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