心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

同意書

2019年02月27日 | 雑感・愚見

交際中の女性から準強制性交で

刑事告訴された田畑議員が

21日に自民党を離党しました。

 

この件については、

色々な所で報道されているので

皆さんもご存知かと思います。

 

個人の性癖、趣向がどのようなものであれ、

パートナーが許容できるのであれば

第三者がとやかく言うものではありません。

 

精神分析のフロイトが言っていたように、

変態的性行為なんて言うのはどこにもなくて

あるのは二人の性行為のスタイルだけです。


ではあるのですが、

いくら交際中であろうと、

いくらクリスマス・イブの夜であろうと、

いくら女性が自宅に招き入れたとしても、


その日の女性にその気がないのなら

女性の気持ちを尊重して

性交を求めないのが一般的かとは思うのです。

そして、

交際中の女性の全裸の写真撮影も

了承を得て撮影するのが一般的かと思うのです。

 

二人のやり取りが録音された音声が

テレビの番組で流れていたのを聞く限り、

黙って撮影した女性の全裸写真について

女性が激しく怒るのは当然かと思います。

 

だとしてもです。

普通、準強制性交で告訴する?

私の感覚がおかしいのかも知れませんが、

これって「二人の問題じゃないの?」と

思えてしまうのです。

 

相手が許せない行為をした場合に、

それを咎めて、責めて、ボロクソになじって

謝罪をさせて、二人の関係を終わらせて、

後は、友達に気が晴れるまで

悪口を言いまくるまでじゃないのって思うのです。

 

それが告訴って、しかも、準強制性交でって、

そして、警察が受理です。

もしかすると、報道されていない事実が

まだあるのかも知れません。

 

報道された以上の事実が無かったとして、

この一件が裁判で犯罪認定されたら

今の若者にとって恋愛は、

カマキリの交尾並みに

危険な行為となるのではと心配になります。


交際中の相手であろうとなかろうと、

あの時は、雰囲気に流されて性交したけれども

今思えば、本当は性交なんてしたくなかったのだから

私は性被害者だ。だから告訴してやる!で


「はい。あなたを逮捕します。」


こうなると自己防衛策として、

性行為の前に相手の言葉による同意だけでなく、

常に財布などに同意書を所持しておいて、

同意書にサインと捺印をもらう必要が出てきて、


その同意書も、内容次第で

性交には同意したけれども、

「キスには同意していない。」とか、

「何々の行為に同意したつもりはない。」とかで、

ある日、告訴されて


「はい、あなたを逮捕します。」


ならばと、自分の名誉と身を守るために

同意書のページ数がどんどん増えて行って、

毎回の性行為の前に、

数十ページの同意書を読んでもらって、

日付とサインと捺印をしてもらってから。。。


やがて、弁護士から

「それだけは証拠として弱いので、

行為の少し前から終わった後までを

音声と映像を記録して証拠保全しておく方が良い。」

なんてことになると、

もう何が何だか分からなくなります。

 

人を安易に信用しては危険であるとか、

人を信用することは愚かであるとかの

モンスターの価値観が増大した場合、

社会の秩序を保つことになるかもしれませんが、

 

暖かく和かな空気が漂う社会から

冷たい隙間風が流れる社会に

なってしまわないかと危惧します。

 

迷子の子供が一人で泣いていても、

不審者扱いを受けることを恐れて

声をかけることだけでなく、


警察が来るまで近くで見守ることにも

躊躇する人が増えてきているように、

現に、もうそれは始まっているのを感じます。


PS

田畑議員の追加情報を文春が報じるようです。

16歳の女性に対しての青少年保護育成条例と、

同じ16歳の女性に対して

力づくに性交をした強制性交罪を犯している疑いが浮上。

 

文春と女性側の言い分だけなので

どこまで事実なのかどうかは分かりませんが、

警察が準強制性交で受理したのは、

こちらの方が本命だったかも知れません。


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